ブラック・サバス、この秋アメリカで開催されるフェスティバルへの出演依頼を断る
オジー・オズボーンはこの秋アメリカで開催される<Power Trip>フェスティバルに出演予定だが、同フェスティバルは当初、ブラック・サバスに出演を依頼していたようだ。
◆ブラック・サバス画像
木曜日(6月22日)、米SiriusXMの番組『Trunk Nation』にゲスト出演したトニー・アイオミは、ブラック・サバスに出演オファーがあったというのは本当かと問われると「ああ、あったよ」と認め、断った理由をこう説明した。「でも、僕には(やる気は)なかった。難しかった。オジーは最近、いろいろ大変だったからね。病院を出たり入ったりしてた。彼はその状況から抜け出したいって、闘ってる。でも、僕としては、イエスって応じるのはすごく難しかった。バンドの他の人たちのことも考えなければならなかった。オジーに関しては、彼がパフォーマンスできるほど元気になっているのか、考えないと。だから、僕はいいとは思えなかった。でも、オジーが(笑)、自分だけでやるとは知らなかったよ。でも、素晴らしいことだ。彼がやれることを願ってる。いいものになることを。彼は本当にやりたがってる。元の状態に戻れるよう、彼は本当に頑張ってるんだ」
アイオミはさらにこう話した。「オジーと(昨年)<コモンウェルスゲームズ>でプレイした。そういうことはある。でも、フル公演をやるとなると、全員がいい状態でなければならない。人々の記憶に残るのは、その公演での僕らになるんだから。僕は、僕らの評判を突然、落としたくはない。何かが上手く行かないとか、誰かができなくなり、キャンセルしなきゃいけなくなるとか……。僕は、みんなの体調を把握しているわけではないからね。ビル(・ワード)が最近どんな調子なのか、知らない。僕は確信していたいんだ。何かやるなら、いいものになると。でなければ、やめとくよ」
<Power Trip>は10月6~8日に、<コーチェラ>フェスティバルの開催地としても知られるカリフォルニア州インディオにあるエンパイア・ポロ・クラブで開かれる。1日目はガンズ・アンド・ローゼズとアイアン・メイデン、2日目はAC/DCとオジー・オズボーン、3日目はメタリカとトゥールがパフォーマンスする。
Ako Suzuki