NAQT VANE、初の完全体ステージでデビューからの集大成を披露
NAQT VANEが5月20日、初のグリーティングイベント<Greetings from NAQT VANE>を渋谷WWWにて開催した。
◆ライブ写真
同公演は、ボーカル・Harukazeとトータルプロデューサー・澤野弘之が揃ってパフォーマンスを行う初の場で、パフォーマンスとトークを織り交ぜた形式での開催となった。公演前週にはソールドアウトとなり、2022年9月のデビューからわずか8ヶ月で渋谷WWWの会場をファンが埋め尽くす結果となった。
一曲目は、すでにNAQT VANEの代表曲となりつつある「TOUCH」 からスタート。Harukazeの伸びやかなボーカルから始まり、一曲目からグッと世界へ引き込まれていく。没入感を保ったままデビュー曲「Break Free」へ移ると、8ヶ月前から今まで連ねたヒストリーを振り返るかのように、一層気持ちを込めて歌い上げるHarukazeが印象的だった。
緊張も徐々にほぐれ、笑顔も見えたところでMCへ。二人の掛け合いを生で見ることができるのも初めての機会だ。スタッフも交えたトークコーナーでは、オフィシャルTwitterではお馴染み、ファンからの質問にランダムに答えていく「#NAQTQ」のコーナーをリアル開催。Twitterや会場で集めた質問に二人がテンポよく答えた。「お昼何食べましたか?」などのライトな質問から、「澤野さんの曲で難しいと思うところは?」「nZkとNAQT VANEの楽曲の違いは?」など、なかなか聞くことのできない質問までがピックアップされ、ファンとのコミュニケーションを楽しみながら、終始温かい空気感に包まれていた。
会場の一体感を感じながら、再びパフォーマンスへ。ピアノはもちろんだが、澤野弘之がシンセサイザーと共にステージに立ち、スタンディングで演奏するのは今回が初だ。澤野弘之のファンにとっても特別なステージであることだろう。「CHRONIC」「Odd One Out」「Reminiscing」「VANE」と、密度あるステージングの連続で観客を魅了し、完成度の高いパフォーマンスを見せつけた。
後半のトークパートでは、Billboard JAPANの公開インタビューを実施。インタビューの全貌は後日Billboard JAPANにてライブレポートと共に公開予定とのこと。本公演では生配信も行われており、5月27日までのアーカイブ期間中は引き続きチケットの購入が可能だ。
デビューからわずか8ヶ月。これまでの活動で築き上げてきたもの、蒔いてきた種が芽吹いた瞬間を目撃したようなライブとなったデビューして初の完全体ステージで、こんなにもハートフルにファンに迎えられるプロジェクトは滅多にないだろう。その愛すべき瞬間を、一人でも多くの方に目撃してもらいたい。
写真◎Shun Itaba
アーカイブチケット情報
アーカイブ期間:5/27(土)23:59まで
https://l-tike.zaiko.io/e/naqtvane
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