デイヴィッド・エレフソン「40年前のメタリカ解雇についてまだ文句を言っているムステインは哀れ」

ポスト

2021年、若い女性ファンと性的なメッセージや動画のやり取りをしていたことが明かされ、メガデスを脱退したデイヴィッド・エレフソン(B)が、彼を解雇したデイヴ・ムステインに対し、40年以上経ったいまもメタリカを解雇されたことについて不満を口にしているのは哀れだと批判する発言をした。

◆デイヴィッド・エレフソン動画

ブラジルの『Heavy Talk』のインタビューで、メガデスを解雇される前に、ムステインと解決策について話したかと問われたエレフソンはこう話した。「“クビだ”って電話が1本あっただけだ(笑)」「交渉の余地なんてなかった。僕は、“自分で対処する。大丈夫だから”って言ったんだ。相手の言ってることは嘘だったから。でも、デイヴは知りたがらなかった。彼には周りの人たちからプレッシャーがかかっていたんだと思う。あんな風になってしまったのは本当に残念だ。大したことではなかったんだから。僕はちゃんと対応した。それが、僕が解雇されたのが世に知られると、大ごとになった。あれは正直言って、すごいダメージで、有害で不公平だった」

「僕には、先へ進むことができるように、許さなくてはいけないという選択肢しかない。本当にそれだけだ」「嘆き悲しむばかりではいられない。彼がメタリカから解雇されたことをどう受け止めているか、僕は見てきた。40年経ったいまも、まだ文句を言ってる。僕には、それが哀れに見える。“けりをつけて、前に進め”だ。僕はそうやって対処する方を選んだ」

エレフソンはメガデスを脱退した数ヶ月後に、新プロジェクトThe Lucidの活動を開始。2021年10月にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムを、今年1月にEP『Saddle Up and Ride』をリリースした。


Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報