ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、ロックの殿堂で思いがけない愛を受け取る

ポスト

Photo by Justin Borucki

ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードは、昨年、彼らがミュージカル・エクセレンス・アワードを受賞したロックの殿堂の式典で、思いがけない人たちから愛を受け取ったそうだ。故に、ロックの殿堂を嫌っている人たちに言いたいことがあるという。

ハルフォードは『Metal Hammer』誌のインタビューで、こう語った。「ピンクが俺のところに来て、“あなたに言わなきゃいけないことがある”って言ってきたんだ。俺は“えっ、俺ら、なんかしたっけ?”って思ったよ。彼女からは、こう言われた。学生だったとき、彼女と友人たちはノートにジューダス・プリーストのロゴをステンシルしてたって! それから、シェリル・クロウには“あなたの声、大好き。素晴らしいわ!”って言われた。自分の音楽が予期せぬ人々に届き、彼らと繋がることができるって証だ」

「ドリー(・パートン)からパフォーマンスに参加しないかって誘いのメールがあったとき俺は悪戯だと思った。でも、実現した」「あの夜は素晴らしかった。ずっと前から知っているパット・ベネターがいて、(デュラン・デュランの)サイモン・ル・ボンがいた。彼には会ったことなかったが、すぐに意気投合したよ。彼もまたヤムヤム(*英国ブラック・カントリー出身の人々の愛称)だからな」

「非現実的で感動的な体験だった。ロックの殿堂を嫌っている人たちに、俺はこう言いたい。あれは、音楽の世界におけるこういった愛の瞬間を奨励している」

2023年にロックの殿堂入りするアーティストは、今週水曜日(5月3日)に発表される。ハルフォードは数ヶ月前、友人で、ロックの殿堂にはあまり興味がないアイアン・メイデンに、ファン投票で毎日一票を投じていると話していた。

Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報