ジミー・ペイジ、「The Rain Song」の初期デモを公開

ポスト

ジミー・ペイジが火曜日(3月28日)、レッド・ツェッペリンの5枚目のスタジオ・アルバム『House Of The Holy』のリリース50周年を記念し、同作に収録された「The Rain Song」の初期のデモを公開した。『House Of The Holy』は1973年のこの日にリリースされた。

◆「The Seasons」オフィシャル・オーディオ、画像

これまで未発表だったというこのデモ・ヴァージョンは「The Seasons」と名づけられており、ペイジは「『House Of The Holy』のオープニングに対する僕のオリジナルのアイディアは、エレクトリック・ギターを重ねた心をかき立てるようなインストゥルメンタルの短い序曲が、後に“The Rain Song”と名づけられる“The Seasons”に移行していくというものだった。ここでもメロトロンと対照的なアコースティック・ギターのインストゥルメンタルな動きがあり、それが、このアルバムの最初のヴォーカルと曲の最初のヴァースにつながるはずだった」と説明している。

「The Seasons」はその流れやアイディアを書き留めたメモのような存在で、ある夜、家で取り組んだものだという。「The Rain Song」のホーム・デモも持っていたが、そのテープは残念ながら失くしてしまったそうだ。

「The Rain Song」は、ジョージ・ハリスンが「レッド・ツェッペリンはバラードをやらない」と発言したことに触発され誕生したとも言われてきた。




Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報