ブラック・サバスの楽曲、バレエに
英国のバーミンガム・ロイヤル・バレエ団は、9月にブラック・サバスの楽曲をフィーチャーしたバレエ『Black Sabbath - The Ballet』を上演することを発表した。
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3幕ある作品で、1970~1973年に制作された彼らの楽曲「Paranoid」「Iron Man」「War Pigs」「Black Sabbath」「Solitude」「Orchid」「Laguna Sunrise」「Sabbath Bloody Sabbath」の8曲、およびメタルのサウンドにインスピレーションを得て作曲家Christopher Austinらが新たに制作したオーケストラによるオリジナル曲がフィーチャーされるという。
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団の芸術監督カルロス・アコスタは、「ブラック・サバスは恐らく、バーミンガムから出現したこの土地最大の輸出品で、最も有名(かつ悪名高い)な文化的存在だ。だから当然のこと、僕は、人々が最も意外に思うであろうこのコラボレーションのアイディアに惹き付けられた。バンドがこのプロジェクトに対し熱烈に興味を示してくれたのは大きな励みとなっている。彼らは、僕らが全くもって新しくオリジナルなものを誕生させると信じてくれている。責任重大だが、僕らはそれを請け負うことにワクワクしている」と、トニー・アイオミは「これがどう展開していくのか目にするのが楽しみだ! ブラック・サバスはいつだって革新者で予測不可能だった。そして、これ以上に予測不可能なものはない! ブラック・サバスとバレエが組み合わさるなんて想像したことなかったが、素敵な響きじゃないか!」と、コメントしている。
『Black Sabbath - The Ballet』は9月23~30日に、ブラック・サバスの故郷であるバーミンガムの劇場Birmingham Hippodromeで上演される。その後、ロンドン、プリマスでの上演も計画されているそうだ。
Ako Suzuki