ブライアン・ジョンソン、ポール・マッカートニーとの初対面に緊張「陛下と呼んでしまった」

ポスト
Photo: Josh Cheuse

AC/DCのブライアン・ジョンソン(Vo)は、ポール・マッカートニーと初めて会ったとき、緊張し過ぎて彼のことをどう呼んだらいいかわからず、「サー・ポール」のみならず「陛下」との言葉まで発してしまったそうだ。

◆AC/DC画像

米オハイオ州のクラシック・ロック専門ラジオ局QFM96のインタビューで、畏敬の念を抱いている人に実際会ったことはあるかと尋ねられたジョンソンは、「ああ、あるよ。ポール・マッカートニーだ」と答え、こんな逸話を披露した。

「彼に向って何を言えばいいか、わからなかった。完全に口が利けなくなってしまったのは、あれが初めてだった。リンゴ・スターまで(その場に)入って来て、彼の横に立ったんだ。ポールから、僕に話しかけてきたんだよ。僕が誰かと話しているのを聞いて、“やあ、ジョーディー”って言ってくれたんだ。僕ら(英国北部ニューカッスルやダラム出身の人たち)は、訛りのせいでそう呼ばれている。それで、僕は“こんにちは、ポール、サー・ポール、閣下、陛下”とか答えたんだよ。彼のこと、なんて呼んだらいいかわからなかったんだ(笑)」

「話すことなんてできなかった。無理だったね。それが、僕ら、友達になったんだ。こっちはさらに説明しがたい。ホテルにいて、マッカートニーのような人から“ランチでも行かない?”って言われるんだ」

ジョンソンは2015年、アメリカの<コーチェラ・フェスティバル>でAC/DCがパフォーマンスする前、経験者であるマッカートニーからこんなアドバイスをもらったと明かしていた。「今朝、偶然(ホテルで)彼に出くわしたんだ。こう言われたよ。“ブライアン、ステージに立つと、言っとくけど、ヒップホップ目当ての若い子だらけなのがわかるよ。で、“誰、こいつ?”って目で見られるんだ。“ああ、父親が話してた人だな”って。でも、素晴らしいんだ。自分のやるべきことをやれば、最後にはその子たちも“かっこいいな、こいつ!”ってなるんだから“って」



Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報