【連載コラム】中島雄士の珈琲癖「vol.04/珈琲 散歩」
ミュージシャンの中島雄士です。
ソロ名義で音楽活動をしたり、グソクムズ/The Lamb/路地などのバンドでドラムを叩いたり、YouTubeに動画を上げたり、作詞曲や編曲のお仕事をいただいたりしています。
このコラムでは、僕の”珈琲癖”に刺さったコーヒーを紹介しています。
◆ ◆ ◆
前回のコラムで「最近めっきり寒くなり」なんて書いておきながら、ここ数日は「日付の割に暑くね?」などと考えております(執筆時点で11月末)。
日中は未だにアイスコーヒーを飲むこともしばしば。
とは言えこの記事が公開されるのは12月でしょうから、世間は年の瀬。
今回は、時の流れと季節の移ろいを特に強烈に感じるこの時期にぴったりなお店、珈琲 散歩をご紹介します。
様々なお店が立ち並ぶ商店街、吉祥寺の中道通り。
休日は人通りも多く、買い物を楽しみながら歩くのは一苦労です。
そろそろちょっぴり疲れてきたなと感じる頃、右手に現れるお店がこの『珈琲 散歩』(このお店についていつも思うのが、“珈琲”は店名に含まれるのか否か……)。
店内でコーヒー豆を焙煎しているだけあって、お店に入るとコーヒーの香ばしい香りが。
このお店は季節によってイメージの違うブレンドを用意してくれます。
今回の来店時にオーダーできたのは、秋味ブレンド。
酸味はそこまで感じなくて、苦味、コク、まろやかさのバランスが取れた味わいだと感じました(まさに僕の理想とする「ザ・コーヒー」そのもの…!)。
同行してくれたスタッフさんが注文したのは、ガテマラピーベリー。
ピーベリーについて詳しくは各々で調べていただくとして、そのコロッとした見た目に影響されてか、味の印象も口の中でコロッと広がるような、柔らかい風味と可愛らしい甘みが特徴だと感じます。
このお店はコーヒーカップも可愛いですよね。毎回トキめいちゃう……。
Webサイトを見ていただくとわかりますが、焙煎の注文は電話とFAXに限定されるようです。
宅配での注文もできるので、興味がある方はぜひ飲んでみてください(来店での受け取りもできます)。
個人的おすすめはやはり季節のブレンドですね。
この記事が公開されるのは、おそらくXmasブレンドとNew yearブレンドの時期でしょう。
ほぼ毎年飲んでいますが、どちらもとても美味しいですよ。
珈琲 散歩のwebサイトはこちら。
珈琲 散歩を音楽にすると、こんな感じ。 ■中島雄士の珈琲癖、今月の一曲
中島雄士の音楽活動も、ぜひチェックしてみてください。
「最低なドラマ」
Firsr Call Recordings
配信URL:https://nex-tone.link/A00107891
◆中島雄士 オフィシャルサイト
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