ギーザー・バトラー「プーチンのような誇大妄想者たちは“ウォー・ピッグス”をあらためて聴くべき」

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ギーザー・バトラーは、ベトナム戦争にインスピレーションを得て作ったブラック・サバスのプロテスト・ソング「War Pigs」(1970年)の歌詞が、50年以上経っても今日的意義を持つことに悲しくなるそうだ。

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バトラーは水曜日(10月19日)、Puddles Pity Partyが「War Pigs」のカヴァーを公開したのを受け、「素晴らしい演奏だ。僕の歌詞がいまだ現実の問題に直結するとは悲しい。多分、プーチンのような誇大妄想者たちは、あらためて聴いてみるべきだ。#WarPigs @PuddlesPityP」とつぶやいた。

バトラーは2020年、『Wall Of Sound』のインタビューで「ベトナム戦争はみんなを心底怖がらせた。第3次世界大戦になるかもしれないという危機感があった。オーストラリアとニュージーランドが引きずり込まれていた。同盟国である僕ら英国もそうなるだろうと予想されていた。それが、“War Pigs”のインスピレーションとなった」と話していた。

「War Pigs」は、ブラック・サバスのセカンド・アルバム『Paranoid』にオープニング・トラックとして収録された。




Ako Suzuki
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