“ホラー映画の帝王”ジョン・カーペンター監督「メタリカとアリスは好きだが、オジーは別に」

ポスト

ホラー映画の帝王とリスペクトされているジョン・カーペンター監督が、自身の愛する音楽について語った。ショック・ロッカーは好きだが、プリンス・オブ・ダークネスには興味がないそうだ。

◆関連画像

かねてよりメタリカ、特に90年代のメタリカの音楽の大ファンであることを公言しているカーペンター監督は、『Metal Injection』のインタビューで、ヘヴィな音楽の手引書となったのは初期のメタリカ、オジー・オズボーン、ブラック・サバス、またはディープ・パープルなどだったのかと問われると、「僕は、オジー・オズボーンにはあまり興味がなかった」と答えた。

「大した声ではないと思ってた。でも、僕のロックンロール・ルーツは50年代に遡る。僕は50年代のロックや50年代のポップ・ミュージックを聴いて育った。そして、ザ・ビートルズが登場した」「僕は彼らやブリティッシュ・インヴェイジョンが大好きだった。60年代の音楽は全て素晴らしかった」

そして、アリス・クーパーのことは「僕はアリスが好きだ。アリスとは友達なんだ」と話し、メタリカの曲で一番好きなものを問われると、「多分、“Enter Sandman”だ。ああ、僕はギター・リフ・ガイなんだ。でも、もっと前からだ。50年代でさえ、リフをやってる連中はいた。ザ・ストーンズとかね。僕は、モダンなもの以外のロック全てを聴く。ラップのファンではない」と答えた。

カーペンター監督はミュージシャンでもあり、自身の映画の音楽を制作することも多く、中でも『ハロウィン』シリーズの音楽は有名。今年は『Halloween Ends』のサウンドトラックがリリースされる。




Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報