新生レインボーに参加したロニー・ロメロ、ジョー・リン・ターナーからの批判に反論

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リッチー・ブラックモアズ・レインボーに参加したロニー・ロメロ(Vo)が、レインボーの元ヴォーカリスト、ジョー・リン・ターナーからの批判に反論した。

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ターナーは最近、『Rock of Nations with Dave Kinchen & Shane McEachern』ポッドキャストにゲスト出演した際、自分は「レインボーの真の再結成」ができるよう手を尽くしたが叶わず、実現したのは「新シンガーを迎えたブラックモアズ・ナイトだった」「すでに言ったが、あれはチープな贋物だ」とリッチー・ブラックモアズ・レインボーをあらためて批判した。

これに対し、ロメロは金曜日(9月16日)、こんなメッセージをインスタグラムに投稿した。「“公人”であるとき、その言葉は多大な力を持つ。だから、僕らは自分の言うことに気をつけなければならない……。僕は、あのバンドの主要人物と元メンバーたちとの間に何が起きたのか、知らないし気にもしていない。僕は、ある日ヒーローの1人から、ずっと歌うことを夢見ていたバンドで歌わないかって電話を貰った普通の人間……それだけだ。自分は与えられた任務を上手くこなせたと、そこそこ確信している。いまでも、行った先々でフィードバックや称賛、愛をもらうからね。同時に、全員に好かれることはできないってわかってる。でも、自分の仕事を“チープ”だって言われるのは容認できない……ノー・サー。多分、誰かさんは前へ進むときなんじゃないかな。人生の他の問題でもそうしたように。彼のように、一生懸命やっている実直な人々を見下すことはないよう気をつけないと。結局、音楽が全てであり、重要なのはそれだけだ」

ターナーはこれに即反応し、「レインボーはアイコニックなバンドだった」「俺はレインボーの俺の任務に血と汗と涙を注ぎ込んだ」「俺が参加しようがしまいが、あの“リユニオン”はミスター・ブラックモア自身が築いたアイコニックな基準をもっと配慮し敬意を持って扱われるべきだった。あのレガシーは遵守され大切にされるべきだった。例えば、レインボー最大の代表曲の1つ“I Surrender”の再リリース/再レコーディングには胸が張り裂けそうになるほど失望した」「俺の最近のインタビューでの発言は、誰か1人に向けたものではない。自分にはそういう意図はなかった。自分のことだと思った人がいるならば、パラノイドか自分に自信がないかだろう。多くの人が気づいているだろうが、俺は完全に前に進んでおり、自分が望んだ状態にある」等の声明を出している。

1980~1984年にレインボーに在籍したジョー・リン・ターナーは、2016年にリッチー・ブラックモアズ・レインボーが始動したときから「あれは、カバー・バンドだ」「安っぽい。ファンが観るに値しない」などと批判していた。





Ako Suzuki
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