アイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、客席からの炎に激怒
アイアン・メイデンが週末(7月16日)、ギリシャ・アテネのオリンピック・スタジアムで開催した公演で、客席から炎が上がりフロントマンのブルース・ディッキンソンが激怒したそうだ。
ショウ終盤、「The Number Of The Beast」をパフォーマンスし始めたところで炎に気づいたディッキンソンは、「火をつけたクソ野郎、俺はここで歌わなきゃいけないんだ」とマイク越しに叫び、「クズ野郎、間抜けなギリシャ野郎」などとオーディエンスを強い言葉で非難したという。
バンドが演奏を続ける中、一時ステージを去ったものの戻って来たディッキンソンは曲を最後までパフォーマンスした。炎により煙が立ち込め、それにより喉を痛めるのを心配したのではないかとも推測されている。
この出来事に対し、ギリシャ出身の妻を持つクイーンズライクのトッド・ラ・トゥーレは、「知らない人のために言っとくが、オープン・スタジアムでのコンサートやビッグなサッカーの試合なんかで火をおこすのはギリシャの人々にとっては日常茶飯事なんだ。祝い事だよ」とつぶやいている。
Ako Suzuki
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