【俺の楽器・私の愛機】915「胸いっぱいの藍を」
【Fender Mexico 60th Anniversary Classic Player '50s Stratocaster】(横浜市 BAND & DAW 56歳)
2006年製の次女です。訳アリ品を約5万円で購入…。
オリジナルのサンバースト塗装に割れがあり。3弦ペグ曲がり。ブリッジ1弦の穴がずれていて弦落ち発生。ネック大ねじれ。とどめは公称「テキスペ」のP.U。これが本家のキレもコクも皆無で溶けたアイスのようなマッタリ音…「メヒスペ」と勝手に命名。訳アリ?いえいえ事故物件ですよこれは…。以上をふまえ、ハイ!改造手術!(私はショッカーの首領)
まずはネックを外し、指板調整(10.5R)・ハイフレット打ち替え・牛骨ナットを、栃木のギター工房「風」さんに外部委託。
次に全塗装。ヒートガンで熱風をあてると、なんとサンバーストがサランラップのようにみるみるめくれていきます!まさかのポリエステル!たった15分で剥離完了!むき卵のようなツルツル素地が、ショッカーにはありがたい。ハム堀りはドリルと彫刻刀で、固いアルダーと悪戦苦闘…。
目止め+下塗り(発色のため銀)+上塗りは、スバルブルー(缶スプレー)。おぉ!まばゆいばかりの藍色メタリック!上々の出来映えです!
続いてサーキット。今回選択したP.Uは、「Whole Lotta Humbucker」。深夜のゴッサムシティを妄想させる、闇に木霊するダークトーン。ブリッジはwilkinson。さらにRAW VINTAGEのスプリングが、ZEPのリフ感を増し増してくれます。
ペグをマグナムに交換し、何とかミッション終了。ショッカーお疲れ!
極太ネックと重めのアルダーボディで、出音はドライ&ヘビーです。LIVEでは、そのルックスと相まって「売ってくれ」「譲ってくれ」等モテモテ。多数の方の欲望対象です。…ま、売りませんけど(笑)。
◆ ◆ ◆
ネック周りはプロの手で整えたとはいえ、自作のこれほどまでにキレイな仕上がりになるんですね。さすがショッカー首領。極太ネック好きの私としては、その握り具合も気になります。Fender Mexicoの60th Classic Playerストラトって、そういうスペックだったんですね。そろそろゲルショッカーの首領になった頃だと思うので、次の魔改造をお待ちしております。(JMN統括編集長 烏丸)
★皆さんの楽器を紹介させてください
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
(5)写真
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※毎月の掲載数は2~4件ほどの予定です。選出はBARKS編集部で行ないます。
※掲載の選出対象は【俺の楽器・私の愛機】コーナーにて2022年5月30日以降に掲載された投稿が対象となります。
引き続き【俺の楽器・私の愛機】をお楽しみください。今後ともBARKS楽器人をよろしくお願いいたします。
◆【俺の楽器・私の愛機】まとめページ
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