デヴィッド・ボウイ、イギー・ポップらと共作したギタリストのリッキー・ガードナーが死去

ポスト

プログレッシヴ・ロック・バンド、ベガーズ・オペラの創設メンバーの1人で、デヴィッド・ボウイのアルバム『Low』(1977年)やイギー・ポップの『Lust For Life』(1977年)の制作に参加したギタリストのリッキー・ガードナーが亡くなった。73歳だった。

◆リッキー・ガードナー画像

長年の友人であるプロデューサーのトニー・ヴィスコンティが、ガードナーの妻からの知らせを受け、日曜日(5月14日)「昨晩、また1人のギターの天才、個人的な友人があの世へ旅立った」と、Facebookを通じ訃報を伝えた。長年、パーキンソン病を患っていたという。

イギー・ポップは「最愛なるリッキー、愛しい、愛しい奴、シャツなしのオーバーオール姿の、最高にナイスなギタリスト。数々の思い出と曲をありがとう。永遠の安らぎの中で眠れ」と追悼の言葉をあげている。

スコットランド生まれのガードナーは、学生時代からバンド活動を始め、1969年にベガーズ・オペラを結成。その傍ら、友人だったボウイやイギーのアルバムに参加した。イギーの代表曲の1つ「The Passenger」をイギーと共作もしている。

ロックのみならず、アンビエントやクラシック音楽も作曲、プレイしてきた。90年代半ばに電磁過敏症を発症したが、可能な限り、活動を続けていたという。









Ako Suzuki
この記事をポスト

この記事の関連情報