【今さら聞けない楽器のア・ソ・コ】お題「トライアングルビーター」
“楽器”と一口に言っても、多種多様さまざまな部品から構成されているのはご存知の通り。え、そんなの当たり前じゃない?的なものから、和楽器のマニアなところまで、今さら人には聞けない“楽器のア・ソ・コ”、ご紹介します。第31回のお題は「トライアングルビーター」です。
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トライアングルを演奏するときに用いる金属製で棒状のばち。
トライアングルは楽器本体の大きさや叩く場所によって音色、音量が大きく変化するが、トライアングルビーターも音の変化に大きく寄与する。例えば、太い(口径が大きい)ビーターを使えば、より大きな音量を得ることができる。演奏者によっては、さまざまなタイプのビーターを用意し、その使い分けて音色を変化させる場合もある。
素材は本体同様に、鉄、真鍮、ブロンズなどが用いられることが多い。
文:竹内伸一
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