デイヴィッド・エレフソン「メガデスとの間に嫌な感情はない」
今年5月にメガデスを脱退したデイヴィッド・エレフソンは、脱退の経緯について「ああいう形で終わったのは残念だ」が、「僕らの間に嫌な感情はない」と話した。
◆関連画像
彼は火曜日(10月19日)、ゲスト出演した米ラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』のインタビューで、こう語った。「僕は弾丸に向かって走り、適切に対処した。(ビデオがリークした)あの夜、“何も言うな”って人たちがいた。特に、メガデスの関係者は僕に何も言ってほしくなかった。でも、法的アドバイザーからは、“何か言うべきだ。本当にバカなことをし、君について嘘を触れ回っている人がいる。君には自分を守る権利がある”って言われた。それで、僕はそうしたんだ。それが結果的に、メガデスからの脱退を招いた」
「でも、誰もがそうであるように、僕には自分を弁護する権利がある。特に事実ではない発言をされているときは。だから、僕はそうした。それで終わりのはずだった。でも、メガデスの関係者が割り込んできた。彼らは、僕と袂を分かつって決断した。元々、僕らは共同声明みたいなものを出そうって話をしていた。そうはならなかったけど。だから、こういう形で終わってしまったのは残念だ」
「皮肉にも、僕らの間は悪くない。別離したが、僕らの間に嫌な感情はない。まさかと思うだろうが。喧嘩とか、裁判とか、そういうものは20年前の話だ」
5月初め、エレフソンが若い女性ファンと性的なメッセージや動画のやり取りをしていたことが明かされ、バンドは当初、今後の展開を注視するとコメントしていたが、2週間後、エレフソンの脱退を公表した。
メガデスはこの夏、元メンバーのジェイムズ・ロメンゾを迎え、ツアーを開催。エレフソンはThe Lucidというバンドを始動し、先週、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースした。
Ako Suzuki