ジェイムズ・ロメンゾ、メガデスからの誘い「最初は無理だと思った」
メガデスの最新ツアーに参加したジェイムズ・ロメンゾ(B)は、デイヴ・ムステインのマネージメントから参加依頼があったとき、スケジュール的に難しいと思ったが、ムステイン本人と話した後、考え直したそうだ。
2013年からジョン・フォガティのバンドでプレイしているロメンゾは、『Melodic』のインタビューで、こう話した。「まず、デイヴのマネージメントから、俺があいているかどうか、連絡があった。俺は無理だった。でも、デイヴから電話があった後、これがどれだけメガデス、そして俺自身にとっても重要なことか実感したんだ。フォガティ側と調整した。彼らは寛大で、俺がこれをやるのを許してくれた」
ロメンゾは11年ぶりにメガデスに復帰し、「いま、最高の時間を過ごしている」という。「デイヴは本当に歓迎してくれて、支援的でもある。このバンドは素晴らしいの一言だよ! 真のパワーハウスだ。ダーク(・ヴェルビューレン)はこのタイプの音楽では夢のようなドラマーだ。キコ(・ルーレイロ)の演奏には深みがある。デイヴのプレイは素晴らしい。それに、彼はいま、ギブソンのギターをプレイしている。以前よりサウンドにパンチがある」
メガデスとラム・オブ・ゴッドが共同ヘッドライナーの<The Metal Tour Of The Year>北米ツアーは8月20日にスタート。9月末から10月初めにかけて予定していたカナダでの3公演が、同国の新型コロナウイルス対策などにより延期されたため、今週火曜日(9月28日)が最終日となった。
メガデスは2022年夏にヨーロッパ各地のフェスティバル出演が決まっているが、引き続き、ロメンゾが参加するのかどうかは明かされていない。
Ako Suzuki