コリィ・テイラー、ディスってきたマシン・ガン・ケリーに反撃

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マシン・ガン・ケリーからディスられたスリップノットのコリィ・テイラーが、彼側の言い分を明かし、反論した。

◆コリィ・テイラー画像

テイラーはマシン・ガン・ケリーの最新アルバム『Tickets To My Downfall』(2020年)にゲスト参加するはずだったものの、クリエイティブ面での相違から離脱し、今年初め、『Cutter‘s Rockcast』のインタビューで、名前は出さなかったが、「大昔からあるものをリワークして新しいと称している」「あるジャンルで失敗し、ロックやることにしたっていうアーティストは嫌いだ」などと、マシン・ガン・ケリーを批判したと思われる発言をしていた。

それを根に持っていたのだろう。マシン・ガン・ケリーは週末(9月19日)、スリップノットも同じ日に出演したフェスティバル<Riot Fest>でステージに立った際、「50になって、ステージで変なマスクを着けてる……、俺は、自分がそんなことしてなくて本当に良かったと思ってる」と話した上、翌日、「コリィは1ヴァースやったが、酷かったから、俺は使わなかった。彼は怒り、雑誌でたわ言をぬかしやがった」などとつぶやいた。

すると、テイラーは速攻で、マシン・ガン・ケリーのコラボレーターであるトラヴィス・バーカーと交わしたメールを公開し、「ガキみたいに個人間のどうでもいいことを公にする連中って、俺は好きじゃない。だから、俺が言いたいのはこれだけだ:俺は、俺のために“作る”ようにしているっていうのが好きじゃないから、あの曲をやらなかった。彼らにノーって言ったんだ。以上…」とツイートした。

バーカーからのメールには、マシン・ガン・ケリーがテイラーのヴォーカルを称賛し、それにインスパイアされ思いついた新しいアイディアやテイラーへのリクエストなどが綴られており、テイラーは、それに対し、自分が相応しいとは思えないと丁重に辞退する返信をしている。テイラーは「Can’t Look Back」でフィーチャーされる計画だったらしい。





マシン・ガン・ケリーの5枚目のスタジオ・アルバムで、初のポップ・パンク・アルバム『Tickets To My Downfall』は、自身初の全米No.1アルバムとなった。

Ako Suzuki
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