スリップノット、新ドラマーの正体をすぐに公表した経緯を明かす

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Photo by Jonathan Weiner

スリップノットは新メンバーを迎えたとき、通常、その正体を明かすのに時間をかけているが、新ドラマーのエロイ・カサグランデに関しては初ライヴを行った数日後に公表していた。

フロントマンのコリィ・テイラーは、そうすることにした経緯について『REVOLVER』誌のインタビューでこう語っている。「俺ら、“あのさ、言っちゃおうぜ”みたいになったんだ。それくらい単純なことだった。エロイは、俺らとスタジオに入る勇気を持つ唯一の人物だった。俺らが目をつけていた人たちは他にも一握りほどいたが、誰も、俺らとジャムしたがらなかった」

「エロイは、俺らに会いに来るためにスケジュールを調整し直したんだ。彼はジャムに飢えていた。どうなるか見たがっていた。それだけでも、俺らは即座に好印象を持ったよ。すぐに決まったわけじゃない。彼を知ることも、ジャムすることと同じくらい重要だったから。だが、決断を下すころまでには、俺ら、“公表しようぜ、彼はそれに値する”ってなってたんだ。俺らのオーディエンスは、俺らが手の内を見せないことに慣れている。だが、俺としては、“ああ、彼が俺らの仲間だ”ってすんなり明かすのは清々しかった」

カサグランデは先月、『Veja São Paulo』のインタビューで、昨年12月、バンドのマネージャーを通じオーディションの誘いを受け、「2月5日か6日だったと思うけど、テストに合格したとの知らせを受けた」「その日にセパルトゥラに(脱退を)伝えた」と話していた。そして、4月25日にスリップノットでの初ライヴを行った。

一方で、スリップノットは、1年ほど前にクレイグ・ジョーンズに代わり加入したサンプラー/キーボード奏者の正体はまだ明かしていない。

Ako Suzuki
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