スティール・パンサーのサッチェル、ドン・ドッケンとのエピソードを明かす
スティール・パンサーのギタリスト、サッチェルは、ドン・ドッケンをホームレスだと見間違えたことがあるという。
スティール・パンサーが初めて<M3 Rock Festival>に出演した時だと言うので、2009年のことだろう。サッチェルは、そのバックステージのケータリングでドン・ドッケンと出くわしたエピソードについて『2020’d』ポッドキャストでこう語った。
「食事を手にし、座る場所を探してたんだ。出演者とかたくさん人がいたよ。俺のバンドの誰かを探したんだ。そいつの隣に座れば、居心地悪い思いしなくて済むと思ってさ。そしたら、マイケル・スターがいた。俺は、“くそ、マイケルの奴、ホームレスの隣に座ってやがる。髪が抜け、歯がボロボロじゃないか”って思ったよ。“仕方ない、マイケルとホームレスの隣に座ろう”と思って、行ったら、その男性はホームレスじゃなかった。ドン・ドッケンだったんだよ」
「ドンはすごく良く喋り、本当にナイスな人だった。庭に花を植えるのが好きだとか話してたよ。どうでもいいことばかりだったな……。俺は食べようとして……、2つのことを考えてたんだ。ドンの顎にBBQチキンがぶら下がってる、彼は気づいてない、“いつ落っこちる?”って。そしてもう1つは、“ああ神よ、俺が彼の年になったとき、こうなっていませんように”ってことだ」
2009年の出来事であれば、ドン・ドッケンは当時55歳だった。
Ako Suzuki