スティール・パンサー、『アメリカズ・ゴット・タレント』出場でお年寄りにもお馴染みに
スティール・パンサーは今年春、「ヘヴィ・メタルを世に広める」ため、アメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』に出場し、お年寄りの間にも彼らの名が知れ渡ったそうだ。
爪痕を残した彼らだが、フロントマンのマイケル・スターは、同番組への出場は「本当に本当に怖かった」と、ブラジルのラジオ局A Rádio Rockのインタビューで語っている。「俺らのブランドは、ものすごくダーティで猥らで、ヘヴィ・メタル・ロックだろ? セックス・ドラッグ・ロックンロールだ。だから、スーパー・ストレートでスーパー・クリーンな『アメリカズ・ゴット・タレント』に出るのは恐ろしかった。歌っている最中に“F**K”なんて言いたくなかったしな。でも、素晴らしい体験だった。残念ながら、俺らは優勝しなかったが、2回戦へ進めた。それってかなりクールだ。いまじゃ、ショッピング・センターにいる老婦人たちからも気づいてもらえる。クールだ」
また機会があったら出場するかとの質問には、「ああ、もちろん。『カナダズ・ゴット・タレント』に出ようかと考えてる。もしくは、『ブラジルズ・ゴット・タレント』とかな。全部やるぜ。俺ら、オーディション番組出演のツアーやってもいい」
スティール・パンサーは、5月末に放送された回で、ファースト・アルバム『Feel The Steel』(2009年)に収録した「Eyes Of A Panther」をパフォーマンスし、第一関門を突破。8月に放送された第2ラウンドでは「Death To All But Metal」をプレイし、審査員4人全員から称賛されたが、視聴者投票の結果、落選してしまった。
Ako Suzuki
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