ドン・ドッケン、自伝を執筆しない理由「誰かを犠牲にしたくない」
ドッケンのフロントマン、ドン・ドッケンは、長年、オファーが舞い込んでいるものの、自伝を執筆するつもりはないそうだ。それにより、誰かを面倒なことに巻き込みたくはないという。
ドッケンは先月、ゲスト出演した『Rockin' Metal Revival』で、自伝についてこう語った。「何十年もオファーされてる。多くのバンドが、自伝と自称するものを書いてる。(モトリー・クルーの)『The Dirt』とかな。俺は常に、“ノー”と言ってるんだ。俺のとこには、ドッケンの話を書くよう多額のオファーが来てる。素晴らしく、そして痛ましい話だからな。俺は書きたくない。あの3人との8年間に渡る悪夢について、真実を伝えても、楽しくはない。俺は、誰かを不幸な目に遭わせたくはない。コカインと酒にどハマりしてた3人のバンド・メンバーたちがいたことについては話したくない。自己弁護するつもりはないが、俺はコカインにハマったことはなかった。酒もそうだ。公演の前に5本目のジャック・ダニエルを開けるなんてことはなかった。俺の好みじゃなかっただけだ。あれがバンドを崩壊させたようなものだ」
ドン・ドッケンは最近、Netflixがドッケンの映画を制作中であることを明かしている。詳細は不明だが、ドキュメンタリーではないかと推測されている。
Ako Suzuki