ブルース・ディッキンソン、腫瘍摘出後「高音にさらなる馬力が」
アイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソンは、2015年に舌の裏側に見つかった癌性の腫瘍を取り除く手術を受けたが、その後、歌声がより力強くなったと実感しているそうだ。
彼は『Yahoo! Entertainment』のインタビューでこう話した。「舌根に3.5センチの腫瘍があったんだ。ゴルフ・ボールくらいだな。どれくらい、そこにあったのかはわからない。とにかく、気づくほどには大きくなっていた。それが無くなったとき、スペースができたんだ! 発声の邪魔をするものが無くなったってわけだ。特に高音でより馬力を感じる。興味深いところだ」
手術後、すぐにそうなったわけではなく、数ヶ月間発声練習を重ねた後、違いに気づいたという。
アイアン・メイデンが今週金曜日(9月3日)、6年ぶりにリリースするニュー・アルバム『Senjutsu』は、ディッキンソンが手術後初めてヴォーカルをレコーディングした作品となる。前作『The Book Of Souls』(2015年)は、ディッキンソンが回復するのを待ちリリースされたが、レコーディングは2014年に済ませていた。
Ako Suzuki
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