己龍、和を土台に広げた挑戦を語る
“読むロックマガジン”こと『ROCK AND READ』の最新刊、第96号が7月28日に発売される。表紙巻頭は、4月に3度目となる日本武道館単独公演を行ない、6月に2年半ぶりとなる7枚目のフルアルバム『曼珠沙華』をリリースした己龍だ。
◆『ROCK AND READ』第96号 画像
アルバム『曼珠沙華』には全14曲を収録。笛や箏の音、英語を一切使わない歌詞といった和の要素をふんだんに取り入れた“己龍節”をベースにしつつも、メタル、スカ、パンク、プログレ、EDMを消化したほか、生バイオリンやピアノ、ボカロ的なボーカルを組み込むなど、楽曲アレンジにさまざまな試みが施された意欲作だ。
『ROCK AND READ』では、5人のメンバーそれぞれがアルバム『曼珠沙華』を全曲解説。ヴィジュアルシーンの未来の鍵を握っていることは間違いない己龍が、どんな思いでこのアルバムを作ったのか、個別インタビューからその背景が見えてくるはずだ。
また、先ごろZepp Hanedaでのツアー初日を成功に収めたDEZERTは、7月21日リリースの新作『RAINBOW』について、メンバー4人個別による全曲解説を実施。何が起こるかわからない激しいライブが話題のバンドが、なぜ美しさの象徴でもある“虹”について歌ったのか、その理由が明かされる。
さらに、設立から35周年が経つインディーズレーベル『フリーウィル』の大特集も掲載。主宰者であるDYNAMITE TOMMY (元COLOR)のロングインタビューに加え、スタッフ、DIR EN GREYの薫をはじめとするレーベル所属バンドのメンバー、かまいたちやBY-SEXUALといったレーベル初期に所属していたバンドの元メンバー等が当時を振り返る貴重なインタビューも。
そのほか、LUNA SEA、GLAY、DIR EN GREY、-真天地開闢集団-ジグザグのライブレポート、ROTTENGRAFFTYのNOBUYAがヴィジュアル系時代のことを話したロングインタビューなど充実の内容で届けられる。
■『ROCK AND READ 096』
cover (& back cover):己龍
●7thアルバム『曼珠沙華』全員個別全曲解説全64P
黒崎眞弥/酒井参輝/九条武政/一色日和/遠海准司
●live report
LUNA SEA
GLAY
DIR EN GREY
-真天地開闢集団-ジグザグ
●special feature
DEZERT 新作『RAINBOW』全員個別全曲解説全32P
千秋/Miyako/Sacchan/SORA
●interview
田澤孝介&Shinji [fuzzy knot]
NOBUYA [ROTTENGRAFFTY]
ASAGI [D]
甘い暴力
●特集「フリーウィル」激突35年史
・DYNAMITE TOMMYロングインタビュー
・証言
藤本大史 [FWD代表取締役]
薫 [DIR EN GREY]/圭/ガラ [メリー]/春 [DOG inThePWO]/一聖 [BugLug]/来夢 [キズ]
CRAZY DANGER NANCY KENchan [ex.かまいたち]/NAO [ex.BY-SEXUAL]
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