K.K.ダウニング「デイヴィッド・エレフソンの幸運を願う」

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K.K.ダウニングが、メガデスを脱退した友人、デイヴィッド・エレフソンについて語った。ティム“リッパー”オーウェンズ同様、エレフソンのKK’sプリースト加入は否定したが、エレフソンの幸運を祈り、彼は復帰すると確信しているそうだ。

SiriusXMの『Trunk Nation With Eddie Trunk』にゲスト出演したダウニングは、エレフソンに何らかの形でKK’sプリーストに関与してほしいと考えているかと問われると、こう答えた。「いや、俺らはもう確立している。ユニットとして、1年半以上一緒にやってきたからな」

「でも、ああ、デイヴと俺は時折、連絡を取り合っている。俺は、デイヴに“君には世界中にたくさんの友達がいる”とテキスト(・メッセージ)を送った。それは事実だ。彼は嫌われ者じゃない。愛されている。彼は紳士だからな。彼は時間を割くんだよ……。俺は(ジューダス・)プリーストにいたとき、ファンと交流したり親しくするタイプではなかった。でもデイヴィッドはそういう奴なんだ。彼に対しては誰でもそう言う」

「他のジャーナリストたちと話していたんだが、もしこれ(性的動画などの流出)が70年代か80年代に起きたのであれば、ロックンロールだって片づけられていたんじゃないかと俺は思う。彼はみんなと同じだ。俺らは全員、強さと弱さを持ち合わせている。残念ながら、特に男っていうやつはな。隠し続けている奴らが多い中、デイヴはしくじり、それが露見しちまった。でも、他の人と何かが違うわけじゃない。だから、俺は彼の幸運を願っている。そして、彼が復帰するとわかってる。だって、彼はいい奴だから。それに素晴らしいベース・プレイヤーだ」

ダウニングは2019年秋に特別公演を開いたとき、ダウニング(G)、オーウェンズ(Vo)、レス・ビンクス(Dr)、エレフソン(B)、A.J. Mills(G)のラインナップでパフォーマンスしたが、エレフソンが当時、メガデスに在籍していたからだろう、KK’sプリーストを結成したときはTony Newton(Voodoo Six)をベーシストに迎えた。

Ako Suzuki
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