メガデスのプロデューサー、デイヴ・ムステインの決断に理解を示す

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メガデスからデイヴィッド・エレフソン(B)が脱退したことに関し、彼らの5枚目のスタジオ・アルバム『Countdown To Extinction』(1992年)、続く『Youthanasia』(1994年)を共同プロデュースしたマックス・ノーマンが、デイヴ・ムステインの決断に理解を示した。

エレフソンは先月初め、若い女性との間でやり取りしていた性的なメッセージや動画が流出し、メガデスはその2週間後、エレフソンと袂を分かつと発表した。

ノーマンは『The Metal Voice』のインタビューで、こう語った。「デイヴィッドには気の毒に思う。彼は間違いをおかした。バカなことをしたよ。かわいそうだと思う。でも、僕はこの件に関しては複雑な想いがある。ムステインが彼をバンドから排除したのも理解できる。デイヴ・ムステインは、からかわれることに我慢がならないだろうから。そう考えるのは、彼が育ってきた環境のせいだろう。それに彼の性格でもある。彼はあのブランドを守らなければならない。実際のところはわからないが、多分、こう考えたんじゃないかな。“みんなに後ろ指を指されるような男とはステージに立てない”って。僕は、彼を責められない。でも、どちらの言い分もわかる」

メガデスは5月24日、「デイヴィッド・エレフソンはもうメガデスとはプレイしない。我々は正式に彼と袂を分かつ、我々はこの決断を軽く考えてはいない。何があったのか詳細全てを把握しているわけではないが、すでに緊迫した関係で、これまで明かされた事柄だけでも、活動を共にし続けるのを不可能とするに十分だ」と、エレフソンの脱退を表明。エレフソンはその後、映像を投稿した人物を起訴する準備をしているとの声明を出している。

Ako Suzuki
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