Arturia、アディティブシンセシスを新たに搭載した「Pigments 3」登場、新規ウェーブテーブルやエフェクトも追加

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Arturiaのソフトウェア・シンセサイザー「Pigments」がバージョンアップ、表現力に優れたアディティブ(倍音加算)シンセシスのハーモニック・オシレーターを追加した「Pigments 3」が登場した。発売を記念して特別価格で購入できる期間限定のINTROバージョンが4月下旬に発売。既存ユーザーは無償でアップデートが可能だ。


▲最新のアディティブ(倍音加算)シンセシスで音作りできるハーモニックエンジンを新たに搭載。

ウェーブテーブル、バーチャルアナログ、サンプル&グラニュラーの3タイプのシンセシス方式に加え、新たにPigments 3で追加されたのは、表現力に優れ、美しいサウンドのアディティブ(倍音加算)シンセシスのハーモニック・オシレーター。プラスティック管の共鳴音から、刻々と変化する声のようなサウンドまで、さまざまな音色をビビッドに作り出すことができる。この4タイプから2タイプを組み合わせて自在な音作りが可能だ。また、サウンドに深みをプラスできるユーティリティエンジンも搭載。エクストラオシレーターと最大2レイヤーのサンプルベースのノイズを使用可能だ。


▲ユーティリティエンジンでエクストラオシレーターをミックスしたり、2系統のノイズサンプルプレイヤーで音色にさらなる質感をプラスすることで、より深みのあるサウンドを作り出すことができる。

このほか、メタリックでアグレッシブな音色に適した64種類のウェーブテーブルが新規追加、ピッチシフト・ディレイやフランジャーBL-20など4タイプの新規エフェクトも追加されている。フィルターにはArturia「Jup-8 V」のレゾナント・ローパス・フィルターを内蔵。フィルターとエフェクト・ルーティングの強化、アプリ内チュートリアルの新規追加、200種類の新規プリセットの追加といったフィーチャーが新たに用意された。

発売を記念して発売されるINTROバージョンは、Pigments 3を特別価格で購入できるほか、500種類のスペクトラム・サウンド・パックを無償でゲットできる。Pigments既存ユーザーはPigments 3へ無償でアップデート可能。また、スペクトラム・サウンド・パックを特別価格で購入することができる。

製品情報

◆Pigments 3 INTROバージョン
価格:オープン
発売日:2021年4月下旬発売予定
◆Pigments 3 通常版
価格:オープン
発売日:発売時期未定

<プラットフォーム仕様>
●Windows
Windows 8.1以降(64 ビット)、4GB RAM、2.5GHz CPU、2GB 以上のハードディスク・スペース、OpenGL 2.0対応GPU
●Mac
Mac OS X 10.13以降、4GB RAM、2.5GHz CPU、2GB以上のハードディスク・スペース、OpenGL 2.0対応GPU
<動作環境>
スタンドアローン、VST、AAX、Audio Unit
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