【ライブレポート】ファンキー加藤、デビューから15年間の感謝を伝えるライブ

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ファンキー加藤が3月13日(土)に東京・TACHIKAWA STAGE GARDENにて<デビュー15周年記念 春ワンマン ファンキー加藤 爛漫ライブ>を開催した。

◆ライブ写真

1部は「My style」、2部は「Your style」とサブタイトルがついた今回の記念ワンマン。1部ではファンキー加藤の濃度が100%のライブ、2部はファンから集まった楽曲投票によるセットリストでのライブが行われ、どちらかだけでも2部通してでもファンキー加藤の15年を感じられる公演となった。

1部では「My style」という名前の通り、ファンキー加藤らしさを前面に押し出しストレートに心のど真ん中に訴えかけるライブを展開。お馴染みのオープニングSEに乗って登場するといきなり「Good Show」「MUSIC MAGIC」「LIFE IS A PARTY」と勢いのある楽曲たちでたたみかけ、会場の空気感を一瞬にして制圧した。

最初のMCでは「コロナ禍の中でのライブで声を出せなかったり我慢してもらうこともあると思いますが、その代わり僕はみなさんの顔をずっと見てますからね! みなさんのマスク越しの笑顔に会いにきました」と新型コロナウイルス感染拡大防止措置を最大限実施しての開催の中での観客を気遣いつつ、完全熱唱を宣言。

その後は4thアルバム『F』の収録曲「DIVE」から、FUNKY MONKEY BABYS時代の名曲「告白」など幅広いセットリストでしっかりとステージを彩る。「15年前は夢とか希望を歌ってました。15年経った今もこれからも夢や希望の歌をうたっていこうと思います」と未来を見据えて「希望のWooh」で会場全体で拳を突き上げると、1部の本編は「My VOICE」で締めくくった。


ファンキー加藤にとって初のワンマンライブでの2部公演。「2部はファン投票を元にセットリストを作ったんですが、これは俺が見ても楽しい」と本人もファンと一緒に楽しみながら笑顔でライブが進行する。

MCでは3月11日(木)にTBS『音楽の日』で一夜限りのFUNKY MONKEY BABYSを再結成させたことに触れ、「とにかくめちゃくちゃ緊張したんですよ。現場の空気感や演出の力でファンモンの曲がより良い形で響いたんじゃないかな。大きなものを背負って歌っていました。震災から10年というのもあるし、ずっとファンモンを応援してくれたBABYSが今の3人を見てどう思うのかなって感じていて……」と生放送時の心境を告白。

その後「太陽」と、楽曲投票にてFUNKY MONKEY BABYS部門で1位となった「大切」を続けて披露し、会場はエモーショナルな空間に包まれた。ファンキー加藤部門で1位となったのは2021年から日本球界に復帰した田中将大投手のニューヨーク・ヤンキース時代、2018年の登場曲であった「吼えろ」。同楽曲は、ももいろクローバーZへの提供楽曲だったが、ファンキー加藤としてセルフカバーで熱唱した。

2006年にFUNKY MONKEY BABYSとしてデビューしてから現在までの15年をたっぷりと詰め込んだ熱唱で、今までの感謝をしっかりと伝えたファンキー加藤。この日はアンコールを含めてのべ30曲が披露された。なお、同公演は3月15日(月)18時から3月21日(日)23時59分までアーカイブ配信される。

また、ファンキー加藤は先日のFUNKY MONKEY BABYSの一夜限りの復活の地でもある楽天生命パーク宮城にて6月20日(日)に東北楽天ゴールデンイーグルスが開催する<がんばろう東北シリーズ>でのミニライブも決定している。

PHOTO:川島彩水

■<デビュー15周年記念 春ワンマン ファンキー加藤 爛漫ライブ>

アーカイブ配信期間:2021年3月15日(月)18:00~3月21日(日)23:59
チケット料金:¥3,500(税込)

■<東北楽天ゴールデンイーグルス「がんばろう東北シリーズ」>

2021年6月20日(日)13:00試合開始
※ミニライブは試合終了約30分後を目安にスタートします
楽天生命パーク宮城 フィールド上

[注意事項]
※ミニライブのご参加には当日の観戦チケットが必要です。
※ミニライブは試合を観戦されたお席でのご鑑賞となります。座席の移動はできません。

◆ファンキー加藤 オフィシャルサイト
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