【インタビュー】加藤ミリヤ「音楽は音を楽しむと書く。それってこういうことだな」
2019年9月にデビュー15周年を迎え、2020年11月29日の日本武道館公演までを15周年イヤーと銘打って活動してきた加藤ミリヤが、10月に発売したトリビュートアルバム『INSPIRE』に続き、初のカバーアルバム『COVERS -WOMAN & MAN-』を11月25日にリリースした。
本作は2枚組となっており、“WOMAN”(女盤)には一時代を築いてきた人気女性ソロアーティストのカバー曲を収録、”MAN”(男盤)の方には今は亡きカリスマからニューカマーまで意外性が楽しめる男性アーティストの楽曲が並ぶ。選曲もさることながら、本作はアレンジの妙が際立つ一枚。アレンジャー/プロデューサーにはクラシックからヒップホップまで各界で活躍する名手を幅広く起用していて、どの曲を誰がどのように仕立てるかというカバーの醍醐味が存分に堪能できる。
彼女は今回どのような思いでカバーに向き合ったのか。アルバム制作のきっかけから、こだわりまで、たっぷり語り尽くしてもらった。
──2019年11月27日に「M BEST II」をリリースした際、1年後の2020年11月29日に15周年イヤーの集大成となる日本武道館でのライブ開催を発表していました。その後、コロナ禍に見舞われたことにより、活動プランも変わったんでしょうか?
加藤ミリヤ:変わりました。この前出したトリビュートアルバム『INSPIRE』はもともと5月に出す予定だったんです。でも、参加して頂いたみなさんが制作に入るというタイミングでコロナが広がって一回全部制作が止まって。ただ、武道館があるし、新曲だけでも出せたらと思って作ったのが10月に出した「WING」でした。逆にコロナ禍じゃなかったら今回のカバーアルバムの話もなかったんです。
──カバーアルバムの企画は、いつ頃、どのように立ち上がったんですか?
加藤ミリヤ:コロナによる外出自粛期間中に自分のInstagramのIGTVに毎日、弾き語りを二ヶ月間くらい投稿していたんです。
──3月31日から5月26日まで投稿を続けていましたね。
加藤ミリヤ:最初はなにげなく始めたんですけど、続けて行くうちに、みなさん聴いてくれてたくさんの反応があったんです。実際フォロワーが増えたりとか。
──その弾き語りがカバー企画の発端になったんですか?
加藤ミリヤ:最初はレーベル側から提案があったんです。「反響があるから、カバー作品はどうか」って。でも、最初はあまりカバーに乗り気じゃなくて。どうしたって原曲の方が素晴らしいし、絶対それを超えられないから、やる意味がないとまで思っていたんです。だから、インスタでも最初は自分の曲を歌ってたんですけど、たまには人の曲を歌いたいなという気持ちになって、(清水)翔太とか(青山)テルマとか歌ったら、確かに反応が多かったんです。あとGOING STEADYの「BABY BABY」を歌ったときとか。そのときに「人の曲を歌っても喜んでもらえるんだな」って。あと私は、歌詞というか自分の思いを言葉にすることが音楽を始めたきっかけなので、ただ歌うというか音を楽しむみたいなことってなかったなぁと思って。
──小学生の頃に行っていた作詞が音楽への第一歩でしたよね。もやもやした気持ちを歌詞にするっていうところから音楽活動が始まってる。
加藤ミリヤ:そうなんです。あと、外出自粛期間中にいろんなミュージシャンがSNSに音楽をアップしていて、「音楽ってやっぱり素晴らしいな」って思ったんです。普段めっちゃ忙しいウチのバンドメンバーもステイホームで時間ができたからということで演奏動画をアップしたり。そういうのが私のモチベーションにもなって、音楽を純粋に楽しむ、歌うことを純粋に楽しむっていうことを自分の作品でもやっていいのかなって思ったんです。
──今回のアルバムは女性アーティストを歌った“女盤”、男性アーティストを歌った“男盤”と区分けされていますが、このコンセプトが先ですか?それとも選曲が先ですか?
加藤ミリヤ:コンセプトが先です。男性アーティストも女性アーティストも歌いたいと思って、だったらわかりやすく2枚組にしようと。あと、自分の低いレンジの声を知ってもらいたくて、最初から男性の歌は原曲キーで歌うことをテーマにしていたんです。それを1枚にすると声のテンション的にバラけちゃうから2枚に分けようと。
──女性アーティストの曲はどのように選んでいったんですか?
加藤ミリヤ:自粛期間中にスタッフとZoom会議を毎週やって、まず自分が歌いたい曲をリストアップしていきました。私が影響を受けた先輩アーティストの方たちと、世代的にちょっと近い人たちっていう感じで考えていったら、ソロアーティストになっていったという感じです。まず思ったのは宇多田(ヒカル)さん。宇多田さんには好きな曲がありすぎるんで、バラードじゃなくて逆にアッパーな曲で、誰もカバーをしてない曲をやりたいと。「Can You Keep A Secret?」はまだあまりカバーされてなくて、難しい曲だからトライしてみたいなと思って。
──個人的な思い入れで選んだ曲もあるんですか?
加藤ミリヤ:安室(奈美恵)さんの「Don't wanna cry」は初めて買ったCDだし、Coccoさんの「強く儚い者たち」はレコード会社に入るきっかけになったオーディションで歌った曲で、昔いっぱい練習していた曲だから今回やってみたいなって。あと、倖田來未さんはavexサウンドってどういう感じなんだろう?と思ってトライしてみたかったんです。
──倖田來未さんの「TAKE BACK」という選曲は、他にもヒット曲がたくさんある中で絶妙なところを突いてきたなと思いました。
加藤ミリヤ:バラード系は今回考えてなかったんです。歌うま選手権とかで使われるような曲というか。私は自分で歌が上手いと思ってないし、歌の上手さをひけらかすものとしてカバーをやりたくないんで、私がリスペクトするアーティスト、私がよく聴いていた曲を選んでいったんです。ちなみに、テルマの「そばにいるね」はカバーの許可が初めてだそうです。「初めてOK出した」って本人にも言われました(笑)。
──“男盤”の選曲はどのように進めたんですか?
加藤ミリヤ:男盤の方は結構悩みました。最初はソロアーティストの曲で進めようと思ったんですけど、途中で切り替えて、意外性のあるものも含めて、とにかくシンプルに歌いたいものを選んでいこうと。ごちゃごちゃな世界観、だけど加藤ミリヤの声でまとまってるっていう方向で考えていったんです。自分では男盤の方をよく聴いてるし、結構気に入ってます。声のテンションも低めだからしっくりくる感じで。
──King Gnuの「Teenager Forever」は去年発売だし、藤井 風の「優しさ」は今年春の発売だから、“カバーするの、早っ!”と思いました。
加藤ミリヤ:新しい才能あふれる方たちの、自分もよく聴いている楽曲を絶対入れたかったんですよ。いわゆるレジェンド寄りの人たちの曲はたくさんカバーされてるし、それを私がやる意味はないなと思って。
──カバーとしてもフレッシュなものを作りたかったと。
加藤ミリヤ:あと、挑戦したかったんです。「Teenager Forever」は歌詞の世界観も素晴らしいなと思っていて。このバンドサウンドをどうやってリアレンジするか?とか、そういう観点でも挑戦でした。
──今回のアルバムは、楽曲とアレンジャーの組み合わせにもこだわりが伺えました。そこが今作の聴きどころのひとつでもあるなと。
加藤ミリヤ:ありがとうございます。こだわりました。
──アレンジャーにはミリヤさんの作品でお馴染みの人もいますしね。
加藤ミリヤ:あと、これを機に私が組んだことのない人ともやってみたかったんです。カバーだと原曲があるから最初から共有できるものがあるし、ゼロからじゃない分やりとりも半分くらいになって、その人とグッと近づけるんじゃないかと思って。今回初めてだったTomi Yo(トオミヨウ)さんは、菅田将暉さんとかあいみょんさんとか、いわゆる今の音を作ってる人。そういう人とやってみたいなと思ってトライしたんです。
──アレンジャーは「この曲だったら〇〇さん」というふうに考えていったんですか?
加藤ミリヤ:そうです。「Teenager Forever」はKing Gnuの常田大希さんのお兄さんの俊太郎さんにアレンジしてもらったんですけど、この曲のアレンジをどうするか?となったときに、私はがっつりストリングスの方向にしたかったんです。弦楽器がグワーッと引っ張っていく感じにしたくて。それで弦楽に精通してる人を何人か挙げていく中で、millennium paradeにヴァイオリンで参加されているお兄さんがいるってスタッフから教えてもらったんです。
──常田俊太郎さんは、King Gnuのレコーディングにも参加していますね。
加藤ミリヤ:でも、こういうプロデューサーとしての関わり方は初めてっていう。ダメ元でも訊いてみようと思ってオファーしたらOKを頂けて、最高のアレンジにしてくださって嬉しかったです。
──椎名林檎さんの「本能」は、どういう方向をめざしたんですか?
加藤ミリヤ:敬愛している椎名林檎さんはご本人へのリスペクトも込めて「本能」はがっつりジャズ。でも、私が歌わせていただくのでヒップホップ的なグルーヴもある人がいい。プラス、新しい人たちと一緒にやってみたいっていうところからALIというグループをみつけてアレンジのプロデュースをお願いしました。だから、まずは私がアレンジの理想の方向を言って、「こういう人いないかな?」みたいなのでスタッフと一緒に探して。「Can You Keep A Secret?」は、「これはSONNY BOYだ」ってすぐひらめきました。
──楽曲とアレンジャーの化学反応が面白かったという曲は?
加藤ミリヤ:「BABY BABY」です。(アレンジャーは)長岡亮介さん。
──パンクロックをアコギ1本の伴奏で仕上げていて、原曲からガラッと様変わりしました。
加藤ミリヤ:アレンジャーさんには、こちらから細かく方向を伝える方もいれば自由にやってもらう方もいて、長岡さんは自由にやってもらった方が面白いと思ったので、ギター1本と私の声1本だけで成立するようなものにしたいとだけ伝えたんです。そしたら今回のデモがあがってきてバッチリでした。長岡さんはレコーディングにも立ち会ってくださって「こういうふうに歌うパターンも聴いてみたいんですけど」って言ってくださって、それも良かったんです。歌に関してあまり口を出さないアレンジャーさんが多いんですけど、私は言われたいんですよね。言われると「確かに」みたいな新たな気付きもあるから。
──長岡さんの中でイメージしていた歌い方があったんでしょうね。
加藤ミリヤ:そうだと思います。私はクセをつけようと思ったら、どんどんクセを付けてフレーズのオシリとかをアレンジしすぎちゃうんで、今回はなるべく素直に歌おうと思ってたんです。そしたら長岡さんが、「BABY BABY」のサビに入るところの歌い方にアクセントをつけてほしいって。「いわゆるミリヤさんの感じの歌い方あるじゃん」みたいに言われて、「こういう感じですか?」ってやってみたら「それです、それです」みたいな。そういうのを何カ所かやって、仕上がりがすごく良くなったし、曲の歌い出しのところも「ニュアンスをつけていきましょう」って。あと、Chaki Zuluさんも今回の曲に関しては結構言ってくれて。
──Chakiさんが手掛けた「OH MY LTTLE GIRL」は、ビートのアレンジがあまりにも大胆でびっくりしました。
加藤ミリヤ:Chakiさんにも自由にやってくださいと伝えたんです。そしたらアレが送られてきたから「この人、面白いし、最高に天才」と思いました。で、音はガラッと変わってるんですけど、原曲の感じは大事にして歌おうと提案されて「この曲はどういうことをメッセージとして伝えたいんだろう?」っていうところまでChakiさんは考えてくれていて、そこもすごいと思いました。「これって悲しい曲ではないと思うんだよね」って。「むしろあたたかい気持ち。だから口角を上げて笑って歌ってみて欲しい」って言われて、実際に口角をあげながら歌ったら本当に声の表情が変わって、そういうトライも面白かったです。
──歌唱に苦戦した曲はありますか?
加藤ミリヤ:「Don't wanna cry」と「TAKE BACK」です。1990~2000年代の声を張り上げて歌うことが流行っていた時代の楽曲たちですね。宇多田さんの歌がいちばん難しいように思われるかもしれないし、確かに難しいんですけど、すごく好きで小さい頃からブレスとかも分析していたんで、歌い回しとかが似てるんですよ。影響されている分、歌いやすいんです。
──すでに歌い方が血肉化していると。
加藤ミリヤ:でも、安室さんは難しかった。まず原曲キーが死ぬほど高くて、そのまま自分が歌うとうるさい感じになっちゃって、キーを決めるのが難しかったし。あと、なんていうのかな…音程にパン!と当てる歌い方。私は音程に声を持って行く感じの歌い方なんですけど、そういうニュアンスをつけずにスパン!と声を出す。倖田來未さんの「TAKE BACK」もそうで、私はそういう歌い方が本当に苦手なんだなって気付きました(笑)。
──“男盤”の方は原曲キーで歌っていますが、曲によっては驚くほど低い声を出していますね。
加藤ミリヤ:Dragon Ashと藤井 風さんの一部がすごく低かったですね。Dragon Ashの「百合の咲く場所で」は、自分の曲でなかなかできないTLCっぽい感じ。T-Bozの感じができたらいいなと思ってオクターブで重ねてみたりとか。この曲は歌詞とサビのメロディーが本当に素晴らしいし、今この時代に聴きたい曲だと思って選曲したんです。
──藤井 風の「優しさ」は、コードの数も多いし、いきなり転調するし、複雑な曲だとよく言われてます。そもそも歌うのが難しかったんじゃないですか?
加藤ミリヤ:歌ってみて初めてわかったんですけど、聴いてるとさらっとやってる歌い回しが難しかったです。藤井 風さんは音楽性が高いところが好きなんですけど、それにしても異常だなと思いました。実際に歌うとすごく高度なメロディーで、コーラスも紐解いてみると音程があり得ない動きをしていて、普通に3度下で歌いましょう、みたいな感じじゃない。もうスゴ過ぎてわけわかんなくなりました(笑)。
──今回のレコーディングはかなりハードスケジュールだったとInstagramに投稿していましたが、実際どうでしたか?
加藤ミリヤ:今まででいちばん大変でした(笑)。15周年イヤーの企画でカバーアルバムを制作させてもらうことになって、その15周年イヤーファイナルの日本武道館が11月29日にあるということで、それに近いところで11月25日っていう発売日を先にアナウンスしちゃったんですよね。でも、その時点ではまだ何もできてなくて。それが9月くらいの話で、10月1日からレコーディングを始めて、マスタリングの最終締切が10月22日だったんです。その日までにできあがらなかったら一巻の終わりっていう。
──じゃあ、約20日間で15曲を一気に録った。
加藤ミリヤ:そう。しかも10月1日の時点では、いくつかのカバー申請の許可も取れてなかったと思う。
──じゃあ、舞台裏では「許可が出ました」「アレンジャー、決まりました」「ハイ、ミリヤさん歌ってー」みたいな(笑)。
加藤ミリヤ:そう(笑)。毎日レコーディングに入りながら、許諾やアレンジの進捗の打ち合わせをしてましたね。
──緊張感のあるレコーディングですね(笑)。
加藤ミリヤ:だから、もう祈るしかなくて。祈りが通じたこと、毎日のレコーディングで自分の喉が持った奇跡、そこに子どもの送り迎えもあって、もうカオスでした(笑)。
──初回盤のDVDに収録されるライブ映像「加藤ミリヤ presents Special Acoustic Session -歌の会 2020-」も中身が楽しみです。
加藤ミリヤ:その映像は撮り下ろしです。「本能」のカバーと「花束のかわりにメロディー」のカバー。あとは自分がトリビュートでカバーしてもらった「愛は変わらず」と「LOVE FOREVER」と「勇者たち」を歌いました。それをピアノとギターと私だけの3人でやったんです。
──収録場所の渋谷JZ Brat Sound of Tokyoは、初めてライブステージに立った場所だとか。
加藤ミリヤ:14歳の時に初めて出た場所なんです。まだ加藤ミリヤじゃなくてMiliyahという名前でReggae Disco Rockersさんのライブに出させてもらったんです。今回、どこで撮るかとなったときに、周年だし初めてステージに立ったJZ Bratはどうか?っていう話でスタッフと盛り上がって。
──そのReggae Disco Rockersを今回、FISHMANSの「いかれたBaby」のアレンジャーに起用していて懐かしいコラボが復活しました。しかも、日本のレゲエ~ポップスの系譜をちゃんと踏襲した組み合わせになってるのが心憎い。
加藤ミリヤ:ありがとうございます。あの組み合わせはすごい贅沢だと思ってます。わかる人に「面白いことやってるな」って伝わったらメッチャうれしいです。
──今回いろいろな曲をカバーしてみて、どのようなことを感じましたか?
加藤ミリヤ:音楽は音を楽しむと書く。それってこういうことだなって改めて感じました。長くやらせてもらっていると、純粋に音を楽しむことがなかなかできなくなってきちゃって。それってどうなんだ?って自分にも問いかけることができましたし。歌うことって、テレビの歌番組もプレッシャーの方が強いし、ライブも多くのスタッフさんが関わってるからプレッシャーの方が勝っちゃうことが多いんです。でも、歌うことはそもそも自分にとってすごく楽しいことじゃんっていう。そんな当たり前のことに今さらながら気付かせてもらえて本当にありがたかったです。
──他者の歌詞やメロディーに触れたことで、自分の曲作りにもフィードバックがありそうですか?
加藤ミリヤ:ありそうな気がします。めちゃくちゃ原曲を聴いて、すごく分析したんで。歌い方とか表現の仕方とか、この人のこういう部分って好きだなって改めて思いました。もう全部の歌詞を憧れの目で見ていたから。
──じゃあ、何かしら影響されそうですね。
加藤ミリヤ:影響を受けたいなと思ってやってますから。私は影響を受けることは良いことだと思ってるんです。今回はいろんな人の感性を浴びて、浴びて、浴びてっていう時間だったんですごく楽しかった。だから、今後自分の作品のどこかに影響が出てきてくれないかなぁって思ってます。
撮影◎大橋祐希
取材・文◎猪又様
▲『COVERS -WOMAN & MAN-』通常盤
▲『COVERS -WOMAN & MAN-』初回生産限定盤
■初のカバーアルバム『COVERS -WOMAN & MAN-』
DISC1:
1.本能 / The original song by椎名林檎 /Produced by ALI
2.Can You Keep A Secret? /The original song by 宇多田ヒカル /Arranged by SUNNY BOY
3.Don't wanna cry / The original song by安室奈美恵 /Arranged by 理貴
4.そばにいるね / The original song by青山テルマ feat.SoulJa /Arranged by Carlos K.
5.STARS / The original song by 中島美嘉 /Arranged by Shingo.S
6.TAKE BACK / The original song by 倖田來未 /Arranged by Matt Cab
7.強く儚い者たち / The original song by Cocco /Arranged by トオミヨウ
DISC2:
1.Teenager Forever / The original song by King Gnu /Produced by 常田俊太郎
2.花束のかわりにメロディーを / The original song by清水翔太 /Arranged by 清塚信也
3.優しさ / The original song by藤井 風 /Arranged by Nao Tanaka
4.me me she / The original song by RADWIMPS /Arranged by トオミヨウ
5.BABY BABY / The original song by銀杏BOYZ /Arranged by 長岡亮介
6.いかれたBaby / The original song by Fishmans /Arranged by Reggae Disco Rockers (RDR)
7.百合の咲く場所で/ The original song by Dragon Ash / Arranged by TSUTCHIE (SHAKKAZOMBIE)
8.OH MY LITTLE GIRL / The original song by尾崎豊 / Produced by Chaki zulu (Husky Studio/YENTOWN)
■通常盤(2CD) SRCL-11595~6 3,182円(税別)/3,500円(税込)
■初回生産限定盤(2CD+DVD) SRCL-11592~4 4,545円(税別)/5,000円(税込)
・LIVE DVD/加藤ミリヤ presents Special Acoustic Session -歌の会 2020-
通常盤(初仕様)&初回生産限定盤共に、
1.オフィシャルファンクラブ/モバイルファンクラブ会員限定スペシャルコンテンツアクセスコード付きチラシ封入
2.トリビュートアルバム『INSPIRE』W購入者特典応募ハガキ封入
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