林部智史、全曲を小椋佳が書き下ろしたニューアルバムリリース

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林部智史が2021年1月20日にニューアルバム『まあだだよ』をリリースすることが発表された。

今回のアルバムには、シンガーソングライター・小椋佳が林部のために書き下ろした全8曲が収録される。小椋佳は1971年に1stアルバム『青春~砂漠の少年~』をリリース、来年に50周年を迎える。この節目の年に歌手活動に幕を引き、2021年春からファイナルツアーを行う予定である。そんな日本の音楽界のレジェンドが歌に託した想いを受け止め、次世代を担う林部智史が貴重な音楽遺産として歌い継いでいくアルバムとなっている。

2人は2018年2月、音楽イベントで初共演。以前から自身のライブで小椋の曲をカバーしていた林部は改めて小椋の歌の世界に感銘を受け、以降、新曲用に楽曲制作を依頼。1曲のみならず次々と生まれてくる名曲の数々をデモレコーディングし、発表の機会を図っていたところ、気がつけばアルバム1枚分にも及ぶ曲数になり、今回のリリースに至った。

そして、小椋佳も同じ1月20日にユニバーサル ミュージックより、ラストアルバムとなる『もういいかい』をリリース。かくれんぼを想像させる『もういいかい』『まあだだよ』というタイトルをはじめ、収録曲中2曲「ラピスラズリの涙」「僕の憧れそして人生」が、それぞれのアルバムにそれぞれの解釈でレコーディングされ収録される等、随所に見られる2作品の連動性も大きな話題となりそうである。

アルバム『まあだだよ』は通常盤とデラックス盤の2形態でリリース。デラックス盤のCDには、小椋佳へのリスペクトを込めた林部智史作詞作曲による新曲「まあだだよ」を収録。DVDには、「ラピスラズリの涙」ミュージックビデオに加え、新曲全8曲をピアノ一本で歌唱するスタジオライブ映像を収録している。

来年デビュー5周年を迎える林部智史にとって念願が叶ったコラボレーションとなるアルバム『まあだだよ』は、タイトル通り「まだまだ続けて欲しい」という願いも込められており、バトンを受けた林部から尊敬する先達に対するメッセージとも言えるだろう。

『まあだだよ』

2021年1月20日(水)リリース

【通常盤】CD only AVCD-96637 2,500円(税抜)
ラピスラズリの涙
僕でよければ
愛の儚さ
僕の憧れそして人生
微笑み
命 活かしましょう
ひとかどの
慈しむ人 美しい人
(全8曲収録)
※全曲作詞・作曲:小椋佳

【デラックス盤】CD+DVD AVCD-96636/B 3,500円(税抜)
[CD]
ラピスラズリの涙
僕でよければ
愛の儚さ
僕の憧れそして人生
微笑み
命 活かしましょう
ひとかどの
慈しむ人 美しい人
まあだだよ (ボーナストラック)
※M-1〜M-8作詞・作曲:小椋佳
※M-9作詞・作曲:林部智史

[DVD]
ラピスラズリの涙 (Music Video)
「まあだだよ」スタジオライブ
※収録全8曲スタジオライブ映像 (収録時間:約35分予定)

◆林部智史 オフィシャルサイト
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