セバスチャン・バック「いまアメリカで公演を開くミュージシャンは金のことしか考えてない」
セバスチャン・バックが、まだ新型コロナウイルスの感染拡大が収まらないこの時期、コンサートを開くミュージシャンを非難した。
◆セバスチャン・バック画像
アメリカでは大規模なイベント/公演の大半は2021年に延期されたが、州によっては社会的距離を置かずとも開催を認めているところもある。最近、セバスチャンと舌戦を繰り広げたクリス・ジェリコのバンドFOZZYは先週、3公演を開いた。
それを受けてか、セバスチャンは日曜日(8月9日)こうつぶやいた。「この時期アメリカでロックンロール・コンサートを開く“ミュージシャン”は誰であれ、自分の金のことしか考えておらず、君らの生死にはこれっぽっちも興味がない」
その後、「俺のファンは俺にとって全てで、彼らは俺に素晴らしい人生を与えてくれている。俺はファンを守る。俺にはファンは金以上に意味がある」と続けた。
ジェリコはアイオワ州(8月6日Riverfest出演)、サウスダコタ州(7日)、ノースダコタ州(8日)で公演を開いたことについて、先週、「いまのところ2公演やった。その理由は、もともと4~5月に予定していたツアーが夏に変更され、次に10~11月に延期された。でも、8月に4公演が残っていたんだ」「なぜやったかというと、ノースダコタとサウスダコタはCOVIDの感染数が少ないからだ」「会場は屋外か半分に人数制限している。入口ではマスクを配っている。体温もチェックしている。俺らは基本的に1日中バスに滞在していて、クルーもバンドも全員検査を受けている」と釈明していた。
Ako Suzuki
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