カサビアン、シンガーのトム・ミーガンが脱退

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カサビアンは7月6日(月曜日)、ヴォーカリストのトム・ミーガンが脱退したことを発表した。

◆カサビアン画像

バンドは、「トム・ミーガンは、お互い同意のもとカサビアンを脱退する。トムはかなり長い間、個人的な問題に悩み、それが彼の行動に影響を及ぼすようになっていた。彼は現在、自分の人生を再び軌道に戻すことにエネルギーをつぎ込みたいと考えている。俺らからこれ以上のコメントはない」と、Twitterを通じファンにとってショックなニュースを伝えた。

一方、ミーガンは個人名義のアカウントで、「今日の発表を受け、俺は元気にやってることをみんなに伝えたい。俺はいま、本当にいい状態にある。君らからの愛と支援に感謝する。またすぐに会えるよ」とツイートしている。





カサビアンは1997年にミーガン、セルジオ・ピッツォーノ(G)、クリストファー・カルロフ(G/2006年に脱退)、クリス・エドワーズ(B)により結成され、2004年にファースト・アルバム『Kasabian』を発表(全英チャート4位)。「Club Foot」「L.S.F.」「Cutt Off」と立て続けにヒットを飛ばし、セカンド『Empire』(2006年)以降のスタジオ・アルバム5枚全てが全英1位を獲得した。

キャリアが順調な一方、ミーガンは2017年、前年に子供の母親でもある長年のパートナーと別離した上、大切な友人を喪ったことで「俺の人生は変わった。俺はいま独りだ。自分を見失ってしまったから」と、『Q』誌のインタビューで心の内を明かしていた。

彼は4月、Twitterアカウントに加え個人名義でYouTubeチャンネルも開設しており、NHS(英国の国営医療サービス)に感謝し、アコースティック・パフォーマンスする映像を公開している。


Ako Suzuki
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