元UFOのギタリスト、ポール・チャップマン、66歳の誕生日に死去
元UFOのギタリスト、ポール・チャップマンが、6月9日に亡くなったことが明かされた。66歳になったその日だった。
◆ポール・チャップマン画像
チャップマンの息子は、「沈痛な思いでこれを書いています。今日は父の66回目の誕生日です。彼は午後、息を引き取りました。彼は素晴らしく、エネルギッシュで愛情に溢れ、最高に気楽な人でした。僕が最初に愛した人です。彼に出会った誰もが彼を愛しました。いえ、熱愛していました」と、Facebookを通じ訃報を伝えた。
英国カーディフ出身のチャップマンは、70年代初め、ゲイリー・ムーアに代わりアイルランドのバンド、スキッド・ロウに加入し、その後1974年にセカンド・ギタリストとしてUFOに加わった。このときは、マイケル・シェンカーとの折り合いが悪く、わずか数ヶ月で脱退したが、シェンカーが去った1978年に再度加入し、バンドが解散する1983年までに『No Place To Run』(1980年)をはじめ、『The Wild, The Willing And The Innocent』(1981年)、『Mechanix』(1982年)、『Making Contact』(1983年)と4枚のスタジオ・アルバムを制作した。
UFO後は、DOA、Ghostなどのバンドを結成したり、UFOの元バンド・メイト、ピート・ウェイ(B)のWaystedに合流。ソロでも活動していた。
UFOは「昨日、66歳の誕生日に亡くなったポール・トンカ・チャップマンの家族と友人たちに心からお悔やみを。R.I.P. トンカ」と追悼の言葉を寄せている。
Ako Suzuki