メガデスのデイヴ・ムステイン、がん闘病「俺は治るって信念を持っていた」
昨年6月、咽喉がんを患っていることを公表し、今年1月治癒したことを報告したメガデスのデイヴ・ムステインが、癌との闘病について語った。ムステインは、自分は絶対治ると信じていたという。
◆メガデス画像
彼は、『Metal Hammer』のインタビューでこう語った。「化学療法9回と放射線治療51回で癌を打ちのめした。自分もボコボコにされるがな。まだ口の中はおかしいが、全体的には快調だ」
「医師から“デイヴ、君は健康そのものだ、100%だ。もう自由だ”って言われたとき、変な風に聞こえるかもしれないが、俺にはわかってたよ。自分のこと、いたわってたからな。医者から言われたこと全てやった。家族や友人から山のような支援があった。それに、いっぱい祈ってた」
「傲慢だと思われたくないが、俺はそうなると予測してた。自分は治るって信念を持っていた」
ムステインは癌を公表した3ヶ月後には、早くも2020年1月にメガデスがツアーを再開することを発表。秋には治療を終えたと言われ、1月末に開いたロンドン公演で治癒したことを報告した。
メガデスは、このままの状況では変更される可能性もあるが、次回は6月中旬からラム・オブ・ゴッドとの北米ジョイント・ツアーを予定している。
Ako Suzuki