メガデス、パリ公演でムステイン父娘がデュエット
メガデスが火曜日(1月28日)フランス・パリで開いた公演に、デイヴ・ムステインの22歳になる娘Electraがゲスト出演し、父とデュエットした。
◆Electra Mustaine画像
Electraは9曲目、「A Tout Le Monde」のイントロがプレイされ、ムステインが歌い始めた直後にステージに登場し、パフォーマンスに参加した。ギター・ソロでは父と向かい合い、終盤では声を重ね、曲終了後にはハグを交わした。
Electraは公演が始まる前、「…彼女はロックしに来た! ボンジュール、パリ!」とのキャプションで、まだ空の会場でギターを手にステージに立つ写真を投稿していた。この日は彼女の誕生日だった。
彼女はモデルの仕事と同時に、音楽活動もおこなっており、15歳のときにはシアトルのテレビ局KING 5 TVで「A Tout Le Monde」を歌ったこともある。その翌年には、ストライパーのマイケル・スウィート(Vo/G)のソロ・アルバム『I'm Not Your Suicide』(2014年リリース)でフィーチャーされた。
Electraは1月20日、癌の治療を終えステージに復帰した父に対し、「癌との闘病、たくさんの化学療法/放射線治療の末、今夜ヘルシンキで驚異的な復帰を遂げた父をとても誇りに思う。もう二度と歌えないかもしれないというゾッとする可能性だってあったのに」と、つぶやいていた。
メガデスは来月22日まで、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチのヨーロッパ・ツアーでオープニングにパフォーマンスする。
Ako Suzuki