氷川きよしの原点にズームイン、徳光和夫と20年を振り返る

氷川きよしが、2月22日放送のラジオ『徳光和夫 とくモリ！歌謡サタデー』（ニッポン放送）にスペシャルゲストとして登場する。

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2020年2月2日にデビュー20周年を迎えた氷川。番組では、青春時代に聞いていた思い出の曲や学生時代のエピソード、ド派手な演出で話題になった2019年末の『紅白歌合戦』の裏話についてなど、氷川の過去を振り返る。

ムード歌謡が大好きな徳光が、氷川の声にピッタリでぜひ歌って欲しいと懇願する曲について熱弁すると「今度歌います」とメモを取るという一幕も。この20年間で演歌にとどまらず様々なジャンルの楽曲をカバー歌唱してきた氷川だが、徳光が氷川の魅力をより引き出していると思った曲を厳選するスペシャル企画「限界突破ソングTOP5」も用意されている。

また、氷川は2月4日に新曲「母」をリリースしたばかり。自分の母親について「身体も弱く、生きるか死ぬかの手術を乗り越えた」「母のために東京に出てきて、母に何かしてあげたいと思って頑張ろうと歌手を目指してきた」「ホントは近くに居ないといけないのに……」と涙で声を詰まらせる場面もあったとのこと。


収録を終え、徳光は「氷川きよしがデビューから20年を経て、新たな躍進を、新たな道を切り開こうという気持ちを感じた。今回インタビューして一番意外だったのは、デビューは演歌だったけれど、それ以前はポップ系をずいぶん歌っていたということ。自分がやりたいことをやる、ということがようやく出来るようになって、今まではある意味で作られた氷川きよしが、これからは氷川きよし自身が氷川きよしを作る、そういう時代になったと強く感じた」と語った。

なおこの番組は、「radiko」のタイムフリー機能で、放送から1週間後まで聴くことができる。