ディープ・パープル、偶然が重なり、ニュー・アルバムを制作

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ディープ・パープルが、ボブ・エズリンをプロデューサーに迎え、ニュー・アルバムを制作したそうだ。火曜日(12月3日)、Facebookにイアン・ギランからのメッセージが投稿された。

◆イアン・ギランからのメッセージ

ギランは今年3月終わり、米ナッシュビルに滞在していて、「春で──ウッドチャックと一緒に──僕は冬眠から目覚めつつあった」とき、街の反対側にディープ・パープルのメンバーたちがいることを知り、第一弾となる「衝撃を受けた」という。

「僕らは計画性のなさで知られているが、何がこの時期、この場所に僕らを引き寄せたのか、みんな不思議に思った。その上、もっと素晴らしい驚きが続いた。メンバー各自が、ほぼ同じ日、ほぼ同じ時間、ほぼ何をしようとしているのか把握してもいないのに、リハーサル・スタジオ、そしてレコーディング・スタジオを訪れた」そうだ。「全くもって偶然だった」が、数年前、前作『inFinite』でも同じようなことが起きていたという。

そして、今回さらに驚いたのは、ボブ・エズリンが現れ、「月曜日に夕飯食べよう」と言ってきたそうだ。「僕らは月曜日、夕食を共にし、火曜日、アルバムを作り、水曜日、パブへ行った…」と綴っている。

新作の詳細については「多分、もう一度冬眠した後、2020年春に全てが明らかになる」見込みだという。



エズリンのプロデュースは、『Now What?!』(2013年)、『inFinite』(2017年)、新作と3作連続となる。

ディープ・パープルはこのメッセージを投稿した2時間後、2020年秋にブルー・オイスター・カルトをスペシャル・ゲストにUKツアーを開催することを発表した。



Ako Suzuki
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