氷川きよし「自分が伝えたいことをジャンルを超えて表現させていただいています」

氷川きよしが11月18日（月）、東京・池袋サンシャインシティ アルパ噴水広場にて、シングル「大丈夫／最上の船頭」のG・H・Iタイプのリリース記念イベントを開催した。

◆「大丈夫／最上の船頭」 リリース記念イベント写真、ジャケット写真

同シングルはすでにジャケット写真とカップリング曲が異なる6タイプがリリースされている。今回新たに発売となったG・H・Iタイプのカップリング曲は、Gタイプが演歌「天地人」、Hタイプがバラード「恋初めし」、Iタイプがロック「確信」だ。また、3タイプ共通で9月の大阪・大阪城ホール公演でも歌唱された「hug」が収録されている。

リリース記念イベントには約2,000人のファンが集まった。熱い声援が飛び交う中、氷川はIタイプのジャケット写真で着用しているロックテイストのコスチュームで登場。1曲目に「きよしのズンドコ節」を歌って、「今日は、“大丈夫／最上の船頭”のG・H・Iタイプの発売ということでお集まりいただきありがとうございます。今回のカップリングは、自分がどう思われるかではなくて、自分がどう生きたかが人生ですから、自分の人生を生きていきたいという思いを込めて今回のカップリング曲でも自分ではないと歌えない曲を選ばせていただきました」と挨拶した。


イベントでは「きよしのズンドコ節」をはじめ、最新シングルのA面曲「最上の船頭」、そのカップリング曲「天地人」「恋初めし」「確信」「hug」、もう1曲のA面曲「大丈夫」、アンコールでは「限界突破×サバイバー」の全8曲が披露された。

氷川は「天地人」について、「人間にとって大切なことを表現された演歌を作っていただきたいなと思って出来上がった作品ですが、天があって、地があって、また人によって支えられているという曲です」、バラード「恋初めし」について「愛することのせつなさが表現されたバラードです」と語った。


さらに、自身初のSNSアカウントとなるInstagram「hikawa_kiyoshi_official」を開設したことに関し、「“限界突破×サバイバー”がTwitter上で殿堂入りしたと聞いたので、世界中の人にも自分のことを知ってもらいたくて、おしゃれにスタイリッシュに写真をいっぱい載せたいなと思っています。ありのままの姿をInstagramで表現できたらいいですね」とコメントした。


また、ファンからの『NHK紅白歌合戦』出場おめでとうコールを受けて「20周年の年に20回目の紅白に出させていただけるのは、感謝の気持ちでいっぱいです」と目を輝かせ、「今回のG・H・Iの3タイプは、いま自分が伝えたいことを全部ストレートにジャンルを超えて表現させていただいていますので、多くの方に聴いていただきたいです。20年の間で氷川きよしという作品を作ってきて、これからは素の部分も出しながら“みんな一緒に頑張ろうよ”というメッセージ性を届けていきたい」と話した。