アイヴァー・ノヴェロ賞2019、受賞者発表
5月23日、ロンドンで<アイヴァー・ノヴェロ・アワーズ>が開かれ、英国/アイルランドの優れたソングライター/作曲家の栄誉が称えられた。
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今年は、The 1975が最多の2部門──最優秀コンテンポラリー・ソングとソングライター・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
最優秀アルバムにはブリストル出身のパンク・ロック・バンド、IDLESのセカンド『Joy As An Act Of Resistance』が、最優秀ソングにはベン・ハワードの「Nica Libres At Dusk」が選出され、レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドが『Phantom Thread』で最優秀オリジナル映画音楽を受賞。
ディープ・パープルの現・元メンバー、リッチー・ブラックモア、イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、ジョン・ロード、イアン・ペイスに特別賞のインターナショナル・アチーヴメントが、リチャード・アシュクロフトへ功労賞が贈られた。
<第64回アイヴァー・ノヴェロ賞>の受賞者/作品は以下のとおり。
●最優秀アルバム
IDLES『Joy As An Act Of Resistance』
●最優秀コンテンポラリー・ソング
The 1975「Love It If We Made It」
●最優秀オリジナル映画音楽
『Phantom Thread』 ジョニー・グリーンウッド
●最優秀オリジナル・ビデオゲーム音楽
『Sea Of Thieves』
●最優秀ソング(Best Song Musically & Lyrically)
ベン・ハワード「Nica Libres At Dusk」
●最優秀TVサウンドトラック
『Requiem』
●2018年最もプレイされた作品
ルディメンタル ft. ジェス・グリン「These Days」
●インターナショナル・アチーヴメント
リッチー・ブラックモア、イアン・ギラン、ロジャー・グローヴァー、ジョン・ロード、イアン・ペイス
●アウトスタンディング・ソング・コレクション
ダイド
●功労賞(Outstanding Contribution To British Music)
リチャード・アシュクロフト
●特別インターナショナル・アワード
マライア・キャリー
●ソングライター・オブ・ザ・イヤー
The 1975(ジョージ・ダニエル、アダム・ハン、マシュー・ヒーリー、ロス・マクドナルド)
●アイヴァーズ・インスピレーション・アワード
ワイリー
●アイヴァーズ・ジャズ・アワード
Django Bates
受賞アーティスト/作品は、同じくソングライター/作曲家から成る委員会により選出された。
Ako Suzuki
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