【ライブレポート】あいみょんという新しい王道の原点
▲撮影◎鈴木友莉
あいみょんが昨晩2月18日(月)、初の日本武道館公演<AIMYON BUDOKAN -1995->を開催した。本人の念願だった弾き語り形式で行われ、360°を観客に囲まれたセンターステージで全18曲を歌った。
◆あいみょん 画像
定刻を過ぎ場内に現れたあいみょんはファンに手を振りながら歩みを進め、アコースティックギターとスタンドマイクがスポットライトを浴びる円形のステージに上がった。少し天を見上げるような仕草も見せたのち、1曲目に選んだのは『NHK紅白歌合戦』でも披露するなど2018年のあいみょんの大躍進と共にあったナンバー「マリーゴールド」だった。まるでアンコールのようだった。すべてを出し切ったあとに残った表現者の核の部分を目の当たりにしているような歌とギター。黄色やオレンジのライトに照らされた程度のシンプルな装飾もあいみょんの歌の強度を浮き彫りにしていた。十分理解していたつもりでいても、今回のライブによって、あいみょんの実力を改めて思い知った人は多かっただろう。今から4年以上前、インディーズデビューもまだしていなかったあいみょんの歌を集めた試聴用音源はアリーナやスタジアムで彼女が歌う姿が目に浮かぶスケールをすでに抱いていたが、それがやっぱり現実化しているような体感が個人的にはあった。
▲撮影◎永峰拓也
軽い挨拶を挟んだあと、このナンバーを機にあいみょんの存在を知った人も多いであろう「愛を伝えたいだとか」に続いた。そこから演奏されたのは、「わかってない」「満月の夜なら」。音楽も細分化され世の中では多様性がキーワードになっている今、これだけ多くの人の心を瞬間的に掴み得る、王道とも言える普遍的な歌を次々と突きつけられて思わずうろたえた。あいみょんは、これから公開される映画『クレヨンしんちゃん』の主題歌も担当し、その主題歌である新曲「ハルノヒ」はこの日に初披露された。
王道と言っても、あいみょんの音楽は既存の音楽をなぞった音楽では毛頭ない。彼女の表現が王道だと真正面から言えるのは、独自の新しい表現でも人々にこれだけ広まり支持され得るからだ。例えば、この日のライブでも披露されたあいみょんの初期の代表曲「貴方解剖純愛歌 ~死ね~」についても、サビで<ねぇ>と<死ね>という言葉が韻を踏む。はじめて聴いた際は面食らったが、それも「愛憎」という恋愛における命題を端的に表しており、もちろん天性のメロディーメイカーであるあいみょんの才能も発揮されている名ラブソングである。そうだ、加えてこの日のライブは、“メロディ”というものの力を思い出させてくれもした。
俗に言う“伝説の夜”というのは、実際にその場に立ち会った人間には直感的にこの夜がそれだと理解できるものなんだ、ということも学んだ。大げさではなく本当だ。彼女が尊敬する浜田省吾や吉田拓郎を彷彿とさせたとさえ言える。この日のライブ終盤では、「いつまでも」の歌詞の内容に合わせて、「ゴッホは死んでから評価されたけど、私は生きてるうちにちゃんと評価されたい」と曲中で語ったあいみょんだったが、生きる伝説として問答無用の輝きを彼女は放っていた。
▲撮影◎鈴木友莉
本来なら、たった一人でステージに立つ23歳の女の子のほうが緊張するはずのステージだが、1万4千人側のオーディエンスのほうがあの気迫のパフォーマンスには息をのんでいた。今回のライブは、チケットが発売後にすぐソールドアウトしたという。会場に駆けつけたのも20代前半くらいの女子同士やカップルが多くて、素朴で笑いの絶えないMCをあいみょんは披露するなど、武道館にはアットホームな雰囲気がありながらも、いざパフォーマンスが再開されれば一切緊張感は途切れず、自らの表現を貫き続けるあいみょんの姿はアーティストらしかった。自身が大切にしている“アート”としての音楽表現をしっかりと繰り広げていたように思う。
そこで一つことわっておきたいのが、紅白や音楽番組といった大舞台をいくつも経たことによるパフォーマンスの「巧さ」が今回のステージから伝わってきたのではない。むしろ、弾き語りの演奏から伝わってきたのは「真心」とも言い換えられるような、恋愛の切実な気持ちや、生や死における不思議など、人間の本質や世界の真理を追い求めようとする純粋な精神性だった。そして、アーティストとしての探究心とミュージシャンとしての作曲能力が形になった歌が伝わってきたのだ。間近で体感すると、これらの歌はいつも誰かの気持ちを代弁しているように思えるもので、あいみょんが時折ライブ中に見せる澄んだ眼差しや母性すら感じられる慈悲深い表情は、そんな誰かの存在を認め包み込んでいるみたいだった。「風のささやき」「恋をしたから」という思春期が想起される少し苦いナンバーや、あいみょんという名前の名付け親である中学時代からの友人について歌う「○○ちゃん」から無性に優しさを受け取った。
▲撮影◎永峰拓也
あいみょんと言えば、2月13日に2ndフルアルバム『瞬間的シックスセンス』をリリースしたばかり。最近はかえがたい瞬間の数々を過ごし、貪欲なほど瞬間瞬間を懸命に過ごしてきたはずだ。この日のMCでも、今回の武道館公演は2ヶ月前に決まったばかりであったこと、さらについ2年前はSHIBUYA TSUTAYAの辺りで路上ライブをしていたと話し、みんなを驚愕させたシーンも印象深い。そしてライブの終盤、「お母さんに武道館が決まったことを報告したら、紅白が決まったときよりも喜んでくれたから、私を産み落としてくれた年を今日のタイトルにしようと思った」「1995年は私の原点、弾き語りはシンガーソングライターである私の原点」ということから、<AIMYON BUDOKAN-1995->という公演タイトルを名付けたと話した。この記念的なライブにも思いを寄せ、この日のために作った新曲「1995」を披露した。続いて、ラストナンバー「君はロックを聴かない」では大合唱が起こった。すると涙を浮かべたあいみょんは、路上ライブから付き添ってくれている女性マネージャーを、この夜の一番の特等席であるセンターステージに招き入れた。
▲撮影◎永峰拓也
▲撮影◎鈴木友莉
出し切ったからアンコールも無し。あいみょんの原点だけで構成したライブは、この先も続くであろう彼女が作る新しい王道に期待だけを覚えさせて、潔く終わった。
尚あいみょんは、5月からは対バンツアー<AIMYON vs TOUR 2019 “ラブ・コール”>、10月からは自身最大規模のホール&アリーナワンマンツアー<AIMYON TOUR 2019 -SIXTH SENSE STORY->を開催する。
取材・文◎堺 涼子(BARKS)
2019年2月18日(月)日本武道館
01. マリーゴールド
02. 愛を伝えたいだとか
03. わかってない
04. 満月の夜なら
05. 風のささやき
06. 恋をしたから
07. ○○ちゃん
08. ハルノヒ
09. 貴方解剖純愛歌 ~死ね~
休憩(ラジオ放送)
10. 憧れてきたんだ
11. 今夜このまま
12. ふたりの世界
13. どうせ死ぬなら
14. GOOD NIGHT BABY
15. いつまでも
16. 生きていたんだよな
17. 1995
18. 君はロックを聴かない
WPCL-12996 / ¥3,024(税込)
※スリーブケース仕様
01. 満月の夜なら
02. マリーゴールド (Google アプリ CMソング)
03. ら、のはなし (映画『あした世界が終わるとしても』挿入歌)
04. 二人だけの国
05. プレゼント (フジテレビ系『めざましどようび』テーマソング )
06. ひかりもの
07. 恋をしたから
08. 夢追いベンガル
09. 今夜このまま (日本テレビ系水曜ドラマ『獣になれない私たち』主題歌)
10. あした世界が終わるとしても (映画『あした世界が終わるとしても』主題歌)
11. GOOD NIGHT BABY
12. from 四階の角部屋
・あいみょんonline store限定盤
CD「瞬間的シックスセンス」+「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」フォトブック付セット
¥6,524
・HMV・Loppi限定盤
CD「瞬間的シックスセンス」+オリジナルTシャツ(SIZE:M/L)付セット
¥6,524
【初回封入特典】
AIMYON 全国ホール TOUR 2019 チケット特別先行予約(抽選)シリアルコード封入決定!
※応募期間 : 2019年3月1日(金)12:00~3月31日(日)23:00
※詳細はCD封入のチラシをご覧ください。
5月17日(金)Zepp Sapporo 18:00/19:00
マウントアライブ 011(623)5555 www.mountalive.com/
5月24日(金)Zepp Nagoya 18:00/19:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
5月25日(土)Zepp Nagoya 17:00/18:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
5月31日(金)Zepp Osaka BaySide 18:00/19:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
6月1日(土)Zepp Osaka BaySide 17:00/18:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
6月9日(日)Zepp Fukuoka 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
6月14日(金)Zepp Tokyo 18:00/19:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com/
6月15日(土)Zepp Tokyo 17:00/18:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com/
6月22日(土)Sendai PIT 17:00/18:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
6月23日(日)Sendai PIT 17:00/18:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
・チケット料金
\5,940(税込・ドリンク代別)
・年齢制限
未就学児童入場不可
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com
10月13日(日)北海道 札幌文化芸術劇場hitaru 17:00/18:00
マウントアライブ 011(623)5555 www.mountalive.com/
10月17日(木)新潟 新潟テルサ 18:00/19:00
キョードー北陸チケットセンター 025(245)5100 www.kyodo-hokuriku.co.jp
10月18日(金)新潟 新潟テルサ 18:00/19:00
キョードー北陸チケットセンター 025(245)5100 www.kyodo-hokuriku.co.jp
10月23日(水)大阪 オリックス劇場 18:00/19:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
10月24日(木)大阪 オリックス劇場 18:00/19:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
10月26日(土)愛知 愛知芸術劇場 17:00/18:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
10月27日(日)愛知 愛知芸術劇場 16:00/17:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
11月2日(土)熊本 熊本市民会館シアーズホーム夢ホール 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
11月3日(日)鹿児島 鹿児島市民文化ホール第一 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
11月7日(木)宮城 仙台サンプラザホール 18:00/19:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
11月8日(金)宮城 仙台サンプラザホール 18:00/19:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
11月14日(木)広島 上野学園ホール 18:00/19:00
夢番地広島 082(249)3571 www.yumebanchi.jp
11月15日(金)広島 上野学園ホール 18:00/19:00
夢番地広島 082(249)3571 www.yumebanchi.jp
11月17日(日)福岡 サンパレス 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
11月23日(土)愛媛 松山市民会館17:00/18:00
デューク松山 089(947)3535 www.duke.co.jp
11月24日(日)香川 サンポートホール高松 17:00/18:00
デューク高松 087(822)2520 www.duke.co.jp
11月30日(土)石川 本多の森ホール17:00/18:00
キョードー北陸チケットセンター 025(245)5100 www.kyodo-hokuriku.co.jp
12月14日(土)兵庫 神戸ワールド記念ホール 17:00/18:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
12月15日(日)兵庫 神戸ワールド記念ホール 16:00/17:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
12月17日(火)神奈川 横浜アリーナ 18:00/19:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com
12月18日(水)神奈川 横浜アリーナ 18:00/19:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com
・チケット代
●神戸ワールド記念ホール・横浜アリーナ公演
指定席 ¥6,480(税込)
※未就学児童入場不可
●その他公演
指定席 ¥5,940(税込)
※未就学児童入場不可
[オフィシャル先行情報]
2018年2月5日(火)12:00~2月25日(月)23:59
◆年齢制限
未就学児童入場不可
あいみょんが昨晩2月18日(月)、初の日本武道館公演<AIMYON BUDOKAN -1995->を開催した。本人の念願だった弾き語り形式で行われ、360°を観客に囲まれたセンターステージで全18曲を歌った。
◆あいみょん 画像
定刻を過ぎ場内に現れたあいみょんはファンに手を振りながら歩みを進め、アコースティックギターとスタンドマイクがスポットライトを浴びる円形のステージに上がった。少し天を見上げるような仕草も見せたのち、1曲目に選んだのは『NHK紅白歌合戦』でも披露するなど2018年のあいみょんの大躍進と共にあったナンバー「マリーゴールド」だった。まるでアンコールのようだった。すべてを出し切ったあとに残った表現者の核の部分を目の当たりにしているような歌とギター。黄色やオレンジのライトに照らされた程度のシンプルな装飾もあいみょんの歌の強度を浮き彫りにしていた。十分理解していたつもりでいても、今回のライブによって、あいみょんの実力を改めて思い知った人は多かっただろう。今から4年以上前、インディーズデビューもまだしていなかったあいみょんの歌を集めた試聴用音源はアリーナやスタジアムで彼女が歌う姿が目に浮かぶスケールをすでに抱いていたが、それがやっぱり現実化しているような体感が個人的にはあった。
▲撮影◎永峰拓也
軽い挨拶を挟んだあと、このナンバーを機にあいみょんの存在を知った人も多いであろう「愛を伝えたいだとか」に続いた。そこから演奏されたのは、「わかってない」「満月の夜なら」。音楽も細分化され世の中では多様性がキーワードになっている今、これだけ多くの人の心を瞬間的に掴み得る、王道とも言える普遍的な歌を次々と突きつけられて思わずうろたえた。あいみょんは、これから公開される映画『クレヨンしんちゃん』の主題歌も担当し、その主題歌である新曲「ハルノヒ」はこの日に初披露された。
王道と言っても、あいみょんの音楽は既存の音楽をなぞった音楽では毛頭ない。彼女の表現が王道だと真正面から言えるのは、独自の新しい表現でも人々にこれだけ広まり支持され得るからだ。例えば、この日のライブでも披露されたあいみょんの初期の代表曲「貴方解剖純愛歌 ~死ね~」についても、サビで<ねぇ>と<死ね>という言葉が韻を踏む。はじめて聴いた際は面食らったが、それも「愛憎」という恋愛における命題を端的に表しており、もちろん天性のメロディーメイカーであるあいみょんの才能も発揮されている名ラブソングである。そうだ、加えてこの日のライブは、“メロディ”というものの力を思い出させてくれもした。
俗に言う“伝説の夜”というのは、実際にその場に立ち会った人間には直感的にこの夜がそれだと理解できるものなんだ、ということも学んだ。大げさではなく本当だ。彼女が尊敬する浜田省吾や吉田拓郎を彷彿とさせたとさえ言える。この日のライブ終盤では、「いつまでも」の歌詞の内容に合わせて、「ゴッホは死んでから評価されたけど、私は生きてるうちにちゃんと評価されたい」と曲中で語ったあいみょんだったが、生きる伝説として問答無用の輝きを彼女は放っていた。
▲撮影◎鈴木友莉
本来なら、たった一人でステージに立つ23歳の女の子のほうが緊張するはずのステージだが、1万4千人側のオーディエンスのほうがあの気迫のパフォーマンスには息をのんでいた。今回のライブは、チケットが発売後にすぐソールドアウトしたという。会場に駆けつけたのも20代前半くらいの女子同士やカップルが多くて、素朴で笑いの絶えないMCをあいみょんは披露するなど、武道館にはアットホームな雰囲気がありながらも、いざパフォーマンスが再開されれば一切緊張感は途切れず、自らの表現を貫き続けるあいみょんの姿はアーティストらしかった。自身が大切にしている“アート”としての音楽表現をしっかりと繰り広げていたように思う。
そこで一つことわっておきたいのが、紅白や音楽番組といった大舞台をいくつも経たことによるパフォーマンスの「巧さ」が今回のステージから伝わってきたのではない。むしろ、弾き語りの演奏から伝わってきたのは「真心」とも言い換えられるような、恋愛の切実な気持ちや、生や死における不思議など、人間の本質や世界の真理を追い求めようとする純粋な精神性だった。そして、アーティストとしての探究心とミュージシャンとしての作曲能力が形になった歌が伝わってきたのだ。間近で体感すると、これらの歌はいつも誰かの気持ちを代弁しているように思えるもので、あいみょんが時折ライブ中に見せる澄んだ眼差しや母性すら感じられる慈悲深い表情は、そんな誰かの存在を認め包み込んでいるみたいだった。「風のささやき」「恋をしたから」という思春期が想起される少し苦いナンバーや、あいみょんという名前の名付け親である中学時代からの友人について歌う「○○ちゃん」から無性に優しさを受け取った。
▲撮影◎永峰拓也
あいみょんと言えば、2月13日に2ndフルアルバム『瞬間的シックスセンス』をリリースしたばかり。最近はかえがたい瞬間の数々を過ごし、貪欲なほど瞬間瞬間を懸命に過ごしてきたはずだ。この日のMCでも、今回の武道館公演は2ヶ月前に決まったばかりであったこと、さらについ2年前はSHIBUYA TSUTAYAの辺りで路上ライブをしていたと話し、みんなを驚愕させたシーンも印象深い。そしてライブの終盤、「お母さんに武道館が決まったことを報告したら、紅白が決まったときよりも喜んでくれたから、私を産み落としてくれた年を今日のタイトルにしようと思った」「1995年は私の原点、弾き語りはシンガーソングライターである私の原点」ということから、<AIMYON BUDOKAN-1995->という公演タイトルを名付けたと話した。この記念的なライブにも思いを寄せ、この日のために作った新曲「1995」を披露した。続いて、ラストナンバー「君はロックを聴かない」では大合唱が起こった。すると涙を浮かべたあいみょんは、路上ライブから付き添ってくれている女性マネージャーを、この夜の一番の特等席であるセンターステージに招き入れた。
▲撮影◎永峰拓也
▲撮影◎鈴木友莉
出し切ったからアンコールも無し。あいみょんの原点だけで構成したライブは、この先も続くであろう彼女が作る新しい王道に期待だけを覚えさせて、潔く終わった。
尚あいみょんは、5月からは対バンツアー<AIMYON vs TOUR 2019 “ラブ・コール”>、10月からは自身最大規模のホール&アリーナワンマンツアー<AIMYON TOUR 2019 -SIXTH SENSE STORY->を開催する。
取材・文◎堺 涼子(BARKS)
■ セットリスト
2019年2月18日(月)日本武道館
01. マリーゴールド
02. 愛を伝えたいだとか
03. わかってない
04. 満月の夜なら
05. 風のささやき
06. 恋をしたから
07. ○○ちゃん
08. ハルノヒ
09. 貴方解剖純愛歌 ~死ね~
休憩(ラジオ放送)
10. 憧れてきたんだ
11. 今夜このまま
12. ふたりの世界
13. どうせ死ぬなら
14. GOOD NIGHT BABY
15. いつまでも
16. 生きていたんだよな
17. 1995
18. 君はロックを聴かない
■2ndアルバム『瞬間的シックスセンス』
WPCL-12996 / ¥3,024(税込)
※スリーブケース仕様
01. 満月の夜なら
02. マリーゴールド (Google アプリ CMソング)
03. ら、のはなし (映画『あした世界が終わるとしても』挿入歌)
04. 二人だけの国
05. プレゼント (フジテレビ系『めざましどようび』テーマソング )
06. ひかりもの
07. 恋をしたから
08. 夢追いベンガル
09. 今夜このまま (日本テレビ系水曜ドラマ『獣になれない私たち』主題歌)
10. あした世界が終わるとしても (映画『あした世界が終わるとしても』主題歌)
11. GOOD NIGHT BABY
12. from 四階の角部屋
・あいみょんonline store限定盤
CD「瞬間的シックスセンス」+「AIMYON TOUR 2018 -HONEY LADY BABY-」フォトブック付セット
¥6,524
・HMV・Loppi限定盤
CD「瞬間的シックスセンス」+オリジナルTシャツ(SIZE:M/L)付セット
¥6,524
【初回封入特典】
AIMYON 全国ホール TOUR 2019 チケット特別先行予約(抽選)シリアルコード封入決定!
※応募期間 : 2019年3月1日(金)12:00~3月31日(日)23:00
※詳細はCD封入のチラシをご覧ください。
■<AIMYON TOUR 2019 “ラブコール”>
5月17日(金)Zepp Sapporo 18:00/19:00
マウントアライブ 011(623)5555 www.mountalive.com/
5月24日(金)Zepp Nagoya 18:00/19:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
5月25日(土)Zepp Nagoya 17:00/18:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
5月31日(金)Zepp Osaka BaySide 18:00/19:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
6月1日(土)Zepp Osaka BaySide 17:00/18:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
6月9日(日)Zepp Fukuoka 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
6月14日(金)Zepp Tokyo 18:00/19:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com/
6月15日(土)Zepp Tokyo 17:00/18:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com/
6月22日(土)Sendai PIT 17:00/18:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
6月23日(日)Sendai PIT 17:00/18:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
・チケット料金
\5,940(税込・ドリンク代別)
・年齢制限
未就学児童入場不可
■<AIMYON TOUR 2019 -SIXTH SENSE STORY->
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com
10月13日(日)北海道 札幌文化芸術劇場hitaru 17:00/18:00
マウントアライブ 011(623)5555 www.mountalive.com/
10月17日(木)新潟 新潟テルサ 18:00/19:00
キョードー北陸チケットセンター 025(245)5100 www.kyodo-hokuriku.co.jp
10月18日(金)新潟 新潟テルサ 18:00/19:00
キョードー北陸チケットセンター 025(245)5100 www.kyodo-hokuriku.co.jp
10月23日(水)大阪 オリックス劇場 18:00/19:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
10月24日(木)大阪 オリックス劇場 18:00/19:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
10月26日(土)愛知 愛知芸術劇場 17:00/18:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
10月27日(日)愛知 愛知芸術劇場 16:00/17:00
サンデーフォークプロモーション 052(320)9100 www.sundayfolk.com
11月2日(土)熊本 熊本市民会館シアーズホーム夢ホール 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
11月3日(日)鹿児島 鹿児島市民文化ホール第一 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
11月7日(木)宮城 仙台サンプラザホール 18:00/19:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
11月8日(金)宮城 仙台サンプラザホール 18:00/19:00
ジーアイピー 022(222)9999 www.gip-web.co.jp
11月14日(木)広島 上野学園ホール 18:00/19:00
夢番地広島 082(249)3571 www.yumebanchi.jp
11月15日(金)広島 上野学園ホール 18:00/19:00
夢番地広島 082(249)3571 www.yumebanchi.jp
11月17日(日)福岡 サンパレス 17:00/18:00
キョードー西日本 0570(09)2424 www.kyodo-west.co.jp
11月23日(土)愛媛 松山市民会館17:00/18:00
デューク松山 089(947)3535 www.duke.co.jp
11月24日(日)香川 サンポートホール高松 17:00/18:00
デューク高松 087(822)2520 www.duke.co.jp
11月30日(土)石川 本多の森ホール17:00/18:00
キョードー北陸チケットセンター 025(245)5100 www.kyodo-hokuriku.co.jp
12月14日(土)兵庫 神戸ワールド記念ホール 17:00/18:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
12月15日(日)兵庫 神戸ワールド記念ホール 16:00/17:00
サウンドクリエーター 06(6357)4400 www.sound-c.co.jp
12月17日(火)神奈川 横浜アリーナ 18:00/19:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com
12月18日(水)神奈川 横浜アリーナ 18:00/19:00
ソーゴー東京 03(3405)9999 www.sogotokyo.com
・チケット代
●神戸ワールド記念ホール・横浜アリーナ公演
指定席 ¥6,480(税込)
※未就学児童入場不可
●その他公演
指定席 ¥5,940(税込)
※未就学児童入場不可
[オフィシャル先行情報]
2018年2月5日(火)12:00~2月25日(月)23:59
◆年齢制限
未就学児童入場不可