＜KUWATA CUP 2019＞ついに決勝、「レッツゴーボウリング」で大団円

Photo by 岸田哲平

桑田佳祐が旗振り役となった＜KUWATA CUP 2019 ～みんなのボウリング大会～＞の決勝大会が、2月10日、東京・渋谷ヒカリエにて開催された。

◆＜KUWATA CUP 2019＞画像

“どこでもだれでもが参加できる”をモットーに掲げた＜KUWATA CUP 2019＞は、“ボウリングをさらに盛り上げ、日本全国誰もが夢中になれるスポーツにしたい”との思いからスタートしたという大規模なボウリング大会だ。プロボウラー、アマチュアボウラー、競技アマチュアボウラー（マイボール・マイシューズを持ったアマチュア）、ジュニアボウラーの4部門が設けられ、2018年11月より全国47都道府県501のボウリングセンターで予選会を実施。延べ3万人ものボウラーが参加し、その中から勝ち残った強者たちが、最終決戦の場として渋谷ヒカリエに作られた特設レーンで熱い戦いを繰り広げた。

午前中に開催された“ジュニアアマチュア部門”、“一般アマチュア部門”、“競技アマチュア部門”の決勝に続き、午後の後半の部では、男女プロボウラーが結集する“プロボウラー部門”の決勝や華やかなエキシビションマッチ、各部門の表彰式が行なわれた。

まずは大会の旗振り役・桑田佳祐がサザンオールスターズの名曲「LOVE AFFAIR～秘密のデート～」に乗せ、この日入場することができた幸運な観客600人の大歓声に迎えられて登場。原由子も加わっての豪華な始球式に続いては、桑田が“自称大会コミッショナー”としてコミッショナー宣言を読み上げ、いよいよプロボウラー部門の戦いが幕を開けた。

Photo by 関口佳代

男女プロボウラー部門の準決勝が終了すると、ハーフタイムショーに突入。チアガールによるチアダンスショーで会場が和やかな雰囲気に包まれる中、エキシビションマッチへとなだれ込む。桑田佳祐と、彼と並び“芸能界最強”とも言われる俳優・村田雄浩による“渡る世間にGスポッターズ”チームと、姫路麗プロ＆名和秋プロによる“悩殺美人女子プロボウラーズ”チームとのタッグマッチという豪華な対決に、会場のボルテージは最高潮に達した。

日本ボウリング界の最高峰を決める対決がすべて終了した後には、“プロボウラー”、“競技アマチュア”、“一般アマチュア”、“ジュニアアマチュア”の各部門の決勝大会に残ったファイナリストたちの表彰式が行なわれた。

Photo by 岸田哲平

その後、壇上に立った桑田は大会の締めとして、「近い将来、実力も人間性も優れた選手たちが、少しでも多く世の中に認知されることを祈り、また“ボウリングがどんな社会貢献をすれば良いのだろうか？”など、今後もボウリング界の皆さんと共に考え、色々と教えて頂きながら、私もボウリングを楽しませていただきたいと思っています」と、次のように思いを語った。

「今後、ボウリングの人気が復活して、出来ればもう少し安い値段で一般の人も楽しくプレイしていただきたい。愛すべきボウリング場に、多くの人が足繁く通って欲しい。私ももっとボウリングが上手くなりたい。また次なる＜KUWATA CUP＞を実現させていただく事を、ボウリングファンとして、音楽人として、また幼い頃から矢島純一さんや中山律子さんに憧れてきたアマチュアボウラーのひとりとして、期待をしつつ、何かお役に立てることがあれば、喜んで協力させていただきたい。それが私の本望でございます」──桑田佳祐

そして、最後はもちろん大会テーマソングである「レッツゴーボウリング」を歌唱。スポーツとエンタテインメントを融合させた、この日のイベントを象徴する晴れやかなエンディングとなった。

なお、＜KUWATA CUP 2019＞の模様は2月26日（火）にWOWOWで放送されることが決定している。