ウドー音楽事務所が招聘した海外アーティストのサインやギター、秘蔵写真の展示会が開催
ウドー音楽事務所が日本に招聘した海外アーティストの貴重なサインやギターなどの記念品、秘蔵写真を通じてスターたちの素顔と足跡、日本のファンに愛された「洋楽」の歴史をたどる展示会「UDO 50th Anniversary Special Exhibition 海外アーティスト招聘の軌跡」が、3/8~31の期間、有楽町マルイ 8階特設会場で開催される。
日本を代表する音楽プロモーターのウドー音楽事務所。1967年に設立されて以来半世紀以上にわたり、海外アーティストを招聘し、日本におけるコンサート事業を牽引してきた。この半世紀にわたるコンサート制作の中で、来日したアーティストが創業者の有働誠次郎氏や社員に残したギターやサインなど、貴重な品々を一堂に展示し、来日したスーパースターの軌跡をたどる展覧会が開催される。 また、ウドー音楽事務所50年の歴史とともに、招聘当時の朝日新聞紙面も展示することにより、その時代の空気も感じ取ることができる。
レッド・ツェッペリンの最後の来日公演となった1972年10月、KISSが日本で初めて火を吹いた1977年3月、幻に終わった1980年1月のポール・マッカトニー&ウィングス来日公演、3時間を超すライブを行った1985年4月のブルース・スプリングスティーン初来日公演、プリンスの初来日公演にしてザ・レヴォリューション最後の公演となった1988年3月、世界中が嫉妬した1991年10月のジョージ・ハリスンとエリック・クラプトンのジョイント・コンサートetc…。来日公演のポスター、チケットなどを通して、ファンの人生に深く刻まれた、熱い思い出が蘇るだろう。
さらに、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、リッチー・ブラックモア、サンタナなど、レジェンド・ギタリスト達からウドー音楽事務所に贈呈されたギターが一堂に会する。さらに、それらのギターを手にとることができる体験企画も特別に実施される。
エリック・クラプトンは、“ブラッキーJr”を始め1999年のクリスティーズにて落札したギター3本、ジェフ・ベックは1986年の夏に軽井沢の野外コンサートで使用されたストラトキャスター、1985年のディープ・パープルの来日公演の際にリッチー・ブラックモアからプレゼントされたストラトキャスター、1973年の東京公演で使用されたサンタナのレスポール。その他、ジョー・ペリー、スティーヴ・ルカサーなどのギターも展示し、ロックの歴史が詰まった夢のような空間が見られる。特にエリック・クラプトンの“ブラッキーJr”は、2004年のクリスティーズの競売で約1億円という価格で落札された”ブラッキー”のサブ・ギターとして知られている必見のアイテムだ。
ギター以外のメモラビリアでは、リッチー・ブラックモアが1995年の来日公演で着たステージ衣装、ボブ・ディランの直筆メッセージが入った1978年初来日公演のポスター、1991年にエリック・クラプトンとのジョイント・コンサートを行ったジョージ・ハリスンからプレゼントされたメッセージ・ブック、2008年に初の単独来日公演を行ったザ・フーが日本武道館のステージで破壊したタンバリンとマイクなど。ライブ写真は勿論のこと、日本滞在中の秘蔵オフショット写真、関係者だけに配られたグッズや、ゴールドディスク、ツアーパス、ピックなど普段は見られないアイテムが多数展示される。
ライブ・イベント情報
日程:2019年3月8日(金)?31(日)
会場:有楽町マルイ 8階特設会場(JR有楽町駅前)
開催時間:平日 11:00?21:00(最終入場 20:30)
日曜祝日:10:30?20:30(最終入場 20:00)
料金:前売り:1,300円、高校生以下800円
当日:1,500円、高校生以下1,000円
※すべて税込み
※未就学児童無料