ルー・グラム、引退宣言ともとれる発言の真意を説明
元フォリナーのヴォーカリスト、ルー・グラムが、年末に米ニューヨーク州で開いた公演の最後に「去るときを知る賢さも持たねばならない。僕にそのときが来たと感じている」と話し、引退宣言かと報道されたのを受け、この発言の真意を説明した。
◆フォリナー画像
グラムは、アメリカのラジオ局WXXIのインタビューで、こう話した。「家には小さな子供がいる。(妻の)ロビンやLucianaって名の女の子の赤ちゃんと家でもっと時間を過ごしたいって思ったんだ。彼女はいま1歳3ヶ月で、赤毛で元気がよくて可愛くて、一緒にいるのがすごく楽しい」
決断するのは想像していたより簡単だったという。「難しいかなって思ってた。でも、プロのスポーツ選手何人かと話したんだ。彼らは、“そのとき”はいつかわかるって言ってた。腕が落ちたってわけではなく、方向転換するときが来たってわかるんだって」
ツアーは控えるにしろ、ライブ・パフォーマンスを完全に止めるわけではないそうだ。「フォリナーと時折、公演をやるつもりだし、ほかにも計画がある。エイジアの公演にゲスト・ヴォーカリストとして参加する。ほかにも、あるよ」と話した。
グラムは今月26日、エイジア featuring ジョン・ペインと米ニュージャージー州で公演を開く。
Ako Suzuki
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