サミー・ヘイガー「ロッド・スチュワートから学んだ」
サミー・ヘイガーは、ロック・バンドのフロントマンとはどうあるべきか、フェイセズ時代のロッド・スチュワートから学んだという。
◆サミー・ヘイガー画像
『Ultimate Classic Rock』誌のラジオ番組『Ultimate Classic Rock Nights』に出演したヘイガーはこう語った。「モントローズはヘヴィ・メタル・バンドだった。俺はブルース、R&Bシンガーだった。それが、ヘヴィ・メタル・バンドに放り込まれた。俺は、ロッド・スチュワートみたいな人達に心酔し始めてて、俺は本当にロッドの大ファンだったんだ。彼は素晴らしいパフォーマーだった。俺は彼の歌い方を研究した。それに、彼はフェイセズの中で素晴らしいユーモアのセンスの持ち主だった」
「俺はもともとスモール・フェイセスのスティーヴ・マリオットのファンだった。その後、ロッドが出てきて、フェイセズを素晴らしいポジションに押し上げた。彼らはパーティー・バンドだった。ロッドはステージでシャンパンを飲み、おかしな格好して、おかしな動きして、冗談言って、彼は本当に楽しいショウを創り出してた。俺はそれに感銘を受けた」
一方、モントローズのリーダー、ロニー・モントローズはそういった言動を好まなかったそうだ。「ロニーはシリアスな奴で、“オーディエンスに話しかけるな、これはやるな、あれはやるな!”って言ってたよ。俺は“そこからいいもの作ろうぜ”って言い返してた。ロッドは俺が目にした、それをやってる初めての一人だった」
ヘイガーは1973~1975年にモントローズに在籍。その後、ソロ活動をはさみ1985年にヴァン・ヘイレンに加入、十数年間活動し、2007年にエドワード&アレックス・ヴァン・ヘイレン兄弟、デイヴィッド・リー・ロス、マイケル・アンソニーと共にロックの殿堂入りした。ヘイガーは最近、彼にとって初のメジャー・デビュー&成功したバンド、このモントローズもロックの殿堂入りさせたいと話していた。
Ako Suzuki
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