オジー・オズボーン、再び「ブラック・サバス楽しくなかった」発言
二ヶ月ほど前、「ブラック・サバスのツアーは楽しくなかった」と話し、トニー・アイオミを驚かせたオジー・オズボーンが、再び同じような発言をした。
◆オジー・オズボーン画像
オジーは『Rolling Stone』誌の新インタビューで、こう話した。「サバスでは、俺はバンドのシンガーに過ぎない。これ(ソロ・ツアー)は違う。自由なことが多く、楽しんでる。サバスでは楽しむことは許されない。シリアス過ぎるんだ。トニーは“俺のソロで喋るな”とか言って、俺を諫めようとしてた。“オーケー、マジか?”って訊いたよ。“だって、その曲の大半はソロじゃないか。イントロなんて5分もあり、俺が歌うのは2秒で、またソロだ”ってね。自分のことなら、俺は楽しさを期待できる。俺にとってはそれが音楽ってもんだ。俺はシリアスなシンガーじゃない。オーディエンスを盛り上げようとするフロントマンだ」
アイオミは、前回のオジーの「楽しい時間ではなかった。サバスには9~10年いたが、30年以上遠ざかっていた。彼らと一緒だと、俺はただのシンガーだ。自分だけなら、好きなことができる。オジーでいることで、彼らから悪いヴァイブを感じてた」との発言に対し意見を求められると、「彼の発言の意味がわからない。僕はラスト・ツアーで、彼らとプレイし、楽しい時間を過ごした。オジーはそんなこと、僕には言ってなかったよ。楽しそうだったし、僕らの間には笑いもあった。だから、わからない。言葉尻を捉えられたんじゃないかと思う」と答えていた。
Ako Suzuki