88rising所属、大阪出身のシンガー・ジョージがデビューAL発表
ヒップホップを中心に様々なカルチャーを発信するメディア・プラットフォーム「88rising」のクルーでもある、大阪出身/ニューヨーク在住のオーストラリア系日本人シンガー=ジョージが、デビューアルバム『バラーズ1』を10月26日に発表した。
◆アルバム『バラーズ1』 画像
先月、同アルバムにも収録されている印象的なバラード曲「スロー・ダンシング・イン・ザ・ダーク」を配信すると、すぐさまSpotifyグローバル及びUS バイラル・チャートでそれぞれ3位と2位を占めた。現在まで7500万回以上のストリーム数を達し、今もその数字は伸びているという。
ダウンテンポでメランコリックなテーマに、ソウルフルなボーカル、活気に満ちていながら、なぜか汚れているような感触のテクスチャーがレイヤードされ、更にトラップ、フォーク、エレクトロニック、R&Bが絶妙に絡まった新感覚の音楽スタイルを披露するジョージ。ナイロン、ビルボード、VICEニュース(HBO)、ハイパービートなど多くのメディアから取り上げられ、称賛を浴びる彼は、現在最も期待される新鋭アーティストの一人だと言える。
そんな彼のアルバム『バラーズ1』は、「変化」をテーマにした曲が収録された。それぞれの曲は、好ましくない環境や誘惑との向き合い、変化に対する抵抗など、様々な変化との闘いを表している。アルバムの楽曲群は、ジョージの知人から彼が想像した人物まで、様々な人物たちの観点から表現されているというのもユニークだ。
▲アルバム『バラーズ1』
また今回のアルバムは、2017年11月にリリースしたデビューEP『イン・タングス』以来の彼の成長を反映する作品でもあり、野心的で革新的なサウンドを見せつけている。プロデューサーのシュローモ、クラムス・カジノ、RLグライム、パトリック・ウィンバリー、ジャム・シティーなどとのコラボレーションや、今年「18」でコラボを果たしたジョージとトリッピー・レッドが再びチーム・アップした曲「R.I.P」が収録されている。
なおジョージは、来年2019年1月10日・11日に「88rising」の他クルーと合わせて来日する。
■アルバム『バラーズ1』
※「88Rising」より
1. ATTENTION / アテンション
2. SLOW DANCING IN THE DARK / スロー・ダンシング・イン・ザ・ダーク
3. TEST DRIVE / テスト・ドライブ
4. WANTED U / ウォンテッド・ユー
5. CAN’T GET OVER YOU (ft. Clams Casino) / カント・ゲット・オーバー・ユー
6. YEAH RIGHT / イェア・ライト
7. WHY AM I STILL IN LA (ft. Shlohmo & D33J) / ホワイ・アム・アイ・スティル・イン・エルエー
8. NO FUN / ノー・ファン
9. COME THRU / カム・スルー
10. R.I.P. (ft. Trippie Redd) / アール・アイ・ピー (ft. トリッピ—・レッド)
11. XNXX / エックス・エヌ・エックス・エックス
12. I’LL SEE YOU IN 40 / アイル・シー・ユー・イン・フォーティー
■来日公演
「88RISING」
東京:2019/1/10(木) Zepp Tokyo
大阪:2019/1/11(金) Zepp Osaka Bayside
https://www.creativeman.co.jp/event/88rising/