奇祭<バーニングマン>にて、蛍のように光る600台のドローン群とオランダ人ピアニストが共演

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オランダ出身のピアニスト=ユップ・ベヴィンが、8月26日から9月3日の期間にアメリカのネバダ州・ブラックロック砂漠で行われた世界最大級の奇祭<バーニングマン>にて、まるで蛍のように光る600台のドローン群と共演した映像が公開されている。

◆映像

ユップ・ベヴィンが奏でるピアノの音色は“不思議なセピア色を帯びている”と評され、身長207cmの体格から紡ぎだされるその優しいピアノ・タッチを特徴とする。また、新曲がリリースされるとSpotifyでのメジャーなプレイリストにも選ばれ、音楽ストリーミングが成長するのと同時にスターダムに躍り出た新世代のピアニストとも言えるだろう。


▲(c)Rahi_Rezvani

<バーニングマン>は、ブラックロック砂漠にて1986年から開催されている音楽とアートの祭典で、ユップ・ベヴィンも参加した今年2018年度には約7万人が参加した。約1週間の間、まるで映画『マッドマックス』のような世界観の中で行われるこのお祭りでは、お金が使えず、食物や必要なものを物々交換や人に与えたりもらったりしながら参加者によって行われる音楽コンサートやアートを楽しんで人々は生活する。

今年の<バーニングマン>にて行われたオランダのアート・デザイン・デュオ=Studio Driftによる「Franchise Freedom」と名付けられたアート・パフォーマンスでは、600台もの光るドローンを砂漠の夜空に飛ばし、特別に作られたアルゴリズムによってドローンが自由に、時に連帯して幻想的な光を見せた。ユップ・ベヴィンは現地で自身の曲「Ab Ovo」(邦題:「はじめから」)をピアノで奏で、優しい音色でこの大規模な夜空でのアート・パフォーマンスに花を添えた。





尚ユップ・ベヴィンは、9月28日にデジタル先行され、10月26日にはCDとLPでも発売となった『CONATUS』を発表したばかり。このアルバムは、今までのユップの楽曲の他アーティストによるリワークやリミックス、そして別ヴァージョンなどを収録している(日本では輸入盤での発売)。そしてユップは現在3枚目となるアルバム『Henosis』を制作中で、来年2019年にリリースされるとアナウンスされている。

■ユップ・ベヴィン『CONATUS』


配信/ストリーミング開始 2018年9月28日
輸入盤CD/LP発売 2018年10月26日

・iTunes
https://itunes.apple.com/jp/album/prehension/id1196499794?app=itunes&at=10I3LI
・Apple Music
https://itunes.apple.com/jp/album/prehension/id1196499794?at=10I3LI
・Spotify
https://open.spotify.com/album/4IrmlNwO8aXQlFghPYl01q

1. Prelude
2. For Steven - Eefje de Visser Rework
3. Hanging D - Colin Benders Rework
4. A Heartfelt Silence - Andrea Belfi Rework
5. Ab Ovo - CFCF Rework
6. The Light She Brings - Thomas Bloch Version
7. Hanging D - Cello Octet Amsterdam Version
8. Sleeping Lotus - Tom Trago’s Sixtine Remix
9. 432 - Suzanne Ciani Rework

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