<a-nation>大阪公演2日目。GENERATIONS、CRAZYBOY、倖田來未らが豪華競演

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<a-nation 2018 supported by dTV & dTVチャンネル>大阪公演が、8月18日、19日にヤンマースタジアム長居にて開催された。

◆ライブ画像


2日目はGIRLFRIENDとFREAKがオープニングアクトを務め、トップバッターはDa-iCE。アッパーな「TOKYO MERRY GO ROUND」のリズムとダンスでたっぷりあおってライブをスタートすると、メロウな「BET」やバラード「君色」で緩急もつけてゾクゾクを増幅させていく。大阪のファンにとってたまらない、「大阪LOVER」のカバーというサービスもあり、満足感十分に一番手の大役を遂行した。


ET-KINGは、地元・大阪とあってパワー全開。人間味を感じさせる前向きなナンバーを連発していく。なかでもキラーチューン「愛しい人へ」では熱い言葉がのったラップが涙腺を刺激する。観客も手をアップダウンさせたりタオルを回したりと全力のアクトにこたえ、全員の心が共鳴する貴重な時間を作り上げた。


ソロでは<a-nation>初出演となるDream Ami。まずはバンドとダンサーを伴い、映画主題歌にもなった「トライ・エヴリシング」で会場を加熱する。カーディガンズのカバー「Lovefool -好きだって言って-」とE-girlsの「Follow Me」では、ギターもプレイ。新曲「Wonderland」もセレクトされ、会場はポップでハッピーな空気に満ちた。


Sonar Pocketは「好きだよ。~100回の後悔~」と「365日のラブストーリー。」という“胸キュン”ソングを立て続けに披露。熱を帯びた歌声、思いを伝えるラップ、切ないメロディで会場を彩り、サビの“好きだよ”のファルセットでファンをKO。中盤は“アゲ系”の楽曲も投下し、突き抜けるビートと高速ラップで脈拍を上昇させる。そして最後はエモーショナルな新曲「君の名前」。再び優しく会場を包み込んでくれた。


NCT 127は「Chain」や「Limitless」のアグレッシブなラップや新感覚のグルーヴとともに切れ味鋭いダンスで魅了。9人のシンクロ具合、リフトなどの立体的な表現、さらに滑らかなモーションなど、見どころは途切れることがない。大画面に映し出される表情には、ファンから歓声が鳴り止まない極上のショウを見せ付けた。


特効の火花に加え、舞台下からのジャンプアップと、登場からド派手なのは倖田來未。アッパーな曲を畳み掛け、ダンスでもキメまくる。もちろんセクシーな歌声もさすがだが、鍛えられた腹筋、満面の笑顔、関西弁のMCもチャーミングで、来週のリリース告知さえも笑いに変える。新曲「CHANCES ALL」では自身のブレない姿勢を示し、「LIT」や「Poppin love cocktail feat.TEEDA」などではお祭りムードも創出する。変わらない“いい女っぷり”が実に痛快だ。


CRAZYBOYは「NEO TOKYO」や「BO$$」など重さあるハイカロリーなビートを表現するだけでなく、ロマンティックな空気やコール&レスポンスで楽しさまで多彩に表現。奥の深いラップの世界だ。また「WAY UP」のリバーヴで響かせるボーカルはムードも満点。夕暮れから夜へと変わる頃、観客の光るウチワの青いライトが輝き出し、まるで彼が夜を連れてきたようだった。


黄色い声援に包まれ姿を現したのはSUPER JUNIOR。クールなダンスとトラック、ラフなラップと次々に変わるフォーメーションで、より歓声を大きくする。そして何よりファンを狂喜乱舞させたのは、約2年ぶりに活動を再開したRYEOWOOKの登場。は自ずと体が動くような「DEVIL」や中毒性高いサビがリピートする「Sorry,sorry〜BONAMANA」など、ダークでハードな一面も見せて、観客のハートをガッチリわしづかみにした。


そしてこの日のトリを務めたのがGENERATIONS from EXILE TRIBEだ。最新アッパーチューン「F.L.Y. BOYS F.L.Y. GIRLS」から始まり、そのパワフルなパフォーマンスに観客は即夢中になる。キレキレのソロダンスに続き、「Hard Knock Days」では数原龍友のドラムに関口メンディーのラップも飛び出し、会場はヒートアップ。

そこからまさかのバラード3連続という展開ににはドキリとさせられる。切なく美しい歌声に、ストーリーあるダンスが強力に曲の世界に導いていく。そのしっとりとした空気は再び「BIG CITY RODEO」などの“アゲ曲”で沸騰。メンバーがフロートに乗ってスタジアムをぐるりとまわる場面も。気分最高潮のまま、ラスト「Y.M.C.A」へ。花火も上がり、まさに大団円の中<a-nation 2018>大阪公演は幕を閉じた。

今回は上記の他、シューティングアクトとしてBeverlyが力強い歌声を、FAKYがスタイリッシュなステージを披露。さらにlolらも「EZ DO DANCE」など名曲を綴る企画「NEW REVIVAL」として出演し、会場を盛り上げた。2日間に渡り観客9万人を熱狂させた平成最後の大阪の夏は、出演アーティストたちの名場面と共にいつまでも記憶に残ることだろう。

取材・文◎服田昌子

<a-nation 2018 supported by dTV & dTVチャンネル>

■東京公演
2018年8月25日(土)・ 26日(日)味の素スタジアム
[8月25日(土)]
ヘッドライナー:東方神起
NCT 127/m-flo/CHEMISTRY/C&K/Da-iCE/超特急/BiSH/BoA 
シューティングアクト:EMPiRE/SOLIDEMO/Beverly
オープ二ングアクト:石橋陽彩/THE BEAT GARDEN
[8月26日(日)]
ヘッドライナー:浜崎あゆみ
EXO/倖田來未/Da-iCE/TRF/Dream Ami/三浦大知/Red Velvet
シューティングアクト:lolーエルオーエルー/フェアリーズ/FAKY
オープ二ングアクト:崎山つばさ with 桜men/ONE CHANCE

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