【インタビュー】D.W.ニコルズ、初の野外ワンマン開催「音楽を続けていられることの感謝を表したい」
D.W.ニコルズが、2018年9月2日(日)に<「D.W.ニコルズのニコニコ感謝祭」〜はじめての野外ワンマン!あらためまして、ありがとう〜>を開催する。
タイトルにもある通り、これがバンドにとって初の野外でのワンマンライブ。どう考えても野外が似合うグッドミュージックを紡ぎ続けてきたニコルズなだけに、その事実を意外に思う人も多いはずだ。なぜ4人は野外でのワンマンをやろうと思ったのか。その話を訊くと、ニコルズの今が浮かび上がってきた。
■野外でおもしろいことをやっていることをどんどん発信していきたい
──まず、初の野外ワンマンをやろうと思った経緯からお訊きしたいです。
鈴木健太(以下、鈴木):昔から大小問わず野外イベントにはすごく誘われますし、誘われるときも“ニコルズは絶対に野外で観たい”と言ってもらえていたんですよね。で、野外でライブをやれば必ずファンの方や主催者の方に喜んでもらえていたので、いつか野外でワンマンをやりたいねっていう話はずっとしていたんですよ。それがこのタイミングでやることになったのは……萬玉(あい:以下、萬玉)が入ったのっていつだっけ?
千葉真奈美(以下、千葉):去年。
鈴木:えっ、去年?
千葉:うん。去年の頭(2017年1月)。
鈴木:去年入って(笑)、ミニアルバムを2枚(『スマイル4』『スマイル5』)出したんですけど、本当にいいドラマーで、ニコルズの可能性をすごく広げてくれたんですよ。それでいろんなことにチャレンジすることができて、今年、このメンバーになってから初のフルアルバム(『HELLO YELLOW』)を出したんです。「あらためまして、こんにちは」というコンセプトで、これからの自分たちの名刺代わりになる、代表作になるものを作ったんですよね。
──萬玉さんが加入されてから、それこそ“去年だっけ?”っていう感覚になるぐらい、かなり密な時間を過ごしていたと思うんですが。
わたなべだいすけ(以下、わたなべ):おっしゃる通りです。
──萬玉さんとしては、初のアルバム制作はいかがでした?
萬玉:私はニコルズがずっと好きだったので、こういう曲はニコルズらしいなって思う気持ちと、こういうのは聴いたことがないけど聴いてみたいなっていうものが、自分の中にあって。そういう意見を出すと、すごく取り入れてくれるんですよね。そういう意味では、変わらない部分もありつつ、新しさも感じてもらえるアルバムになったんじゃないかなと思います。
千葉:(萬玉)あいちゃんが入ってからのミニアルバム2枚で、これからのニコルズに必要であろうエッセンスを盛り込みながら実際にやってみて、自分たちとしてもすごくしっくり来たんですよね。それを経た上でのフルアルバムだったので、さらに音楽的にメンバーみんなが楽しんで作れている感じがあったし、これからのニコルズが1つ見えたところもあって。
取材・文:山口哲生
撮影:堀清香
<「D.W.ニコルズのニコニコ感謝祭」〜はじめての野外ワンマン!あらためまして、ありがとう〜>
公演日:2018年9月2日(日)
券種・料金:指定席 ¥2,525(税込)
開場時間/開演時間:15:00 開場/16:00 開演
年齢制限:未就学児無料(小学生以上チケット必要)
備考:※中学生以下500円キャッシュバック
※入場時、小学生以下の方には風船プレゼント!
お問い合わせ:DISK GARAGE(平日12:00~19:00) 050-5533-0888
◆<「D.W.ニコルズのニコニコ感謝祭」〜はじめての野外ワンマン!あらためまして、ありがとう〜>チケット情報ページ
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