有村竜太朗、「生命をまっとうする」ことの偉大さ
ミュージシャンの本音を引き出すパーソナルロングインタビュー集『ROCK AND READ』の最新刊(76号)が2月28日に発売される。
◆有村竜太朗画像
今回の表紙巻頭は、3月7日に14枚目のオリジナルアルバム『doorAdore』をリリースするPlastic Treeのボーカリスト、有村竜太朗だ。Plastic Treeは2017年にメジャーデビュー20周年を迎え、過去に焦点をあてたライブやツアーを敢行するとともに、幅広いジャンルのバンドが参加したトリビュートアルバムをリリースするなど、コンセプチュアルな活動を展開させてきた。2年以上振りとなるニューアルバム『doorAdore』では、これぞPlastic Treeといった郷愁的で幻想的な世界観を提示している。
Plastic Treeは、今まで何が変わり何が変わらないのか。有村の言葉で紐解かれる今インタビューだが、ここでは昨年末に亡くなった祖母を見送りに行ったときに、自分の不思議なルーツを知ったことを告白している。そして、その祖母の死によって気づかされた「生命をまっとうする」ことの偉大さをバンドに照らし合わせながら、今のPlastic Treeへの決意を固めたという。また、初期を彷彿とさせる人形館の人形のような幻影的な写真にも注目だ。
他『ROCK AND READ 076』では、3月14日にニューアルバム『No.0』をリリースするBUCK-TICKの樋口豊がバンドの30余年を振り返り、3月11日に幕張メッセで13周年記念ライブを行なうlynch.の葉月はベースの明徳が復帰するまでのバンド秘話を語り、現在バンド史上初の3ヶ月の有期限活動休止中のMUCCのYUKKEは昨年の怒涛の20周年を振り返っている。
さらに、3月10日に始まるDEZERT主催イベントツアーで、箇所個所で激突するDEZERT、アルルカン、NOCTURNAL BLODDLUSTの3バンドのボーカリストがそれぞれ登場したり、昨年悲願の2マンライブを行なったBAROQUEとA9の無二の親友でもある圭とヒロトの初対談も実現したりと、今回も見逃せない記事が詰まった一冊となっているようだ。
『ROCK AND READ 076』
・有村竜太朗[Plastic Tree]
・樋口 豊 [BUCK-TICK]
・葉月[lynch.]
・YUKKE[MUCC]
・千秋[DEZERT]
・暁[アルルカン]
・尋[NOCTURNAL BLOODLUST]
・九条武政[己龍]
・結[ユナイト]
・special talk session:圭[BAROQUE]×ヒロト[A9]
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